滋賀県発の焼肉ローカルチェーンがマカオに進出！フランチャイズで海外展開を加速

滋賀県発の焼肉ローカルチェーンがマカオに進出！

滋賀県守山市に本社を置く株式会社総合近江牛商社が、マカオの企業HEI NAM TRADING LTD.（熙湳貿易有限公司）とのフランチャイズ契約を締結し、2024年内に「焼肉すだく」の出店を計画しています。

焼肉すだくの魅力

「焼肉すだく」は、2019年に滋賀県JR守山駅前で1号店をオープンして以来、地域に根ざした焼肉ローカルチェーンとして成長を遂げてきました。現在では滋賀県内に18店舗を展開し、契約牧場から直送される高品質な近江牛と、新鮮な近江米が名物メニューです。

この店の特徴は、ファミリー向けのサービスにも力を入れている点です。アプリ会員には嬉しいウーロン茶の無料サービスや、キムチとサンチュの無制限おかわり、さらにキッズ会員にはアイスクリームのプレゼントも用意されています。これらのサービスにより、地域の人々から愛されるお店作りに励んでいるのです。

海外展開の目標

今回のフランチャイズ契約を通じて、総合近江牛商社は初めてのマカオ出店を目指します。年内にベネチアマカオ近くでステーキ業態の店舗をオープン予定で、今後2年で海外での出店を10店舗、10年で300店舗にまで広げる意向を示しています。代表取締役の西野立寛氏は「成長が著しいアジアで広く展開したい」と明言しています。

フランチャイズ契約により、焼肉すだくのブランドはマカオを皮切りに更なる国際展開を実現し、高品質な日本の焼肉文化を広めることが期待されています。

シンガポール法人の設立

さらに、株式会社総合近江牛商社は2024年2月にシンガポール法人「OMIGYU TRADING SINGAPORE PTE. LTD.」を設立しました。フランチャイズ管理や卸売を行うこの法人は、海外展開に向けた重要な基盤を築く役割も果たしています。

新たな市場への挑戦を通じて、近江牛の魅力を世界に伝え、滋賀県の地元産業にも大きな影響を与えることでしょう。これからの「焼肉すだく」の動向に目が離せません。