日東工業、女子中高生向けSTEM体験プログラムに参画

日東工業が挑むSTEM体験プログラム

愛知県長久手市に本社を置く日東工業株式会社は、公益財団法人山田進太郎D&I財団が主催する「Girls Meet STEM」プログラムに参加し、中高生女子に向けたSTEM（科学・技術・工学・数学）体験オフィスツアーを提供します。このプログラムは、STEM分野で活躍する女性が少ない現状を改善し、若い世代に理系の魅力を伝えることを目指しています。

STEMの重要性とプログラムの意義

STEM分野は、これからの社会において必要不可欠なスキルを育む場として注目されています。しかし、女性の参画は依然として少なく、将来のキャリア選択に影響を及ぼす要因ともなっています。このような背景を受けて「Girls Meet STEM」では、企業や大学と連携し、中高生女子に対し、理系の職業や学びを体験できる機会を提供することを目標としています。

参加者は、現場で働く女性たちとの交流ができる機会を持ち、進路を選ぶ際の幅を広げることが期待されます。愛知県との共同プロジェクトとして、12社がこの活動に参加しており、地域全体で中高生女子のSTEM分野への興味を推進しています。

日東工業の取り組み

日東工業では、ダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョンを推進し、社員の多様性を大切にしています。それに基づいて、さまざまな働き方を支える制度を構築し、持続可能な人材基盤を確立しています。今回は「問題を見つけて解決する力」や「社会的価値を創造する力」を育むことを重視し、中高生女子がSTEMの現場に実際に触れる機会を創出することを目的としています。