モルテン、車いすラグビーと手を携えた新たなステージへ
国際車いすラグビー連盟(WWR)は、2023年、株式会社モルテンとのグローバル・パートナーシップ契約を更新しました。この契約は、車いすラグビーが世界中でより多くの人に愛され、普及していくための重要なステップとなります。
長年の信頼関係
モルテンは、20年以上にわたりWWRの公式ボールサプライヤーとして活動してきました。この間、数多くの国際大会や育成プログラムにおいて公式試合球を供給し、競技の発展に寄与してきました。2026年の世界選手権やロサンゼルスパラリンピック、大陸大会でも公式ボールが提供され、これからの競技の発展を支える重要な役割を果たします。
モルテンの理念
モルテン社の理念は、スポーツを通じて全ての人々に本物の感情を提供することです。質の高い商品やサービスを提供することによって、スポーツが日常生活に寄り添う世界を実現しようとしています。代表の民秋清史氏は、「車いすラグビーの発展に貢献していくことを大変光栄に思います」とコメントしています。
競技の未来に向けた取り組み
WWRの会長であるリチャード・オールクロフト氏は、「モルテンとのパートナーシップは非常に重要です。ロサンゼルス2028パラリンピックに向けた準備が進む中、モルテンのサポートが不可欠です」と述べています。このパートナーシップは、車いすラグビーの普及をより一層加速するものと期待されています。
国際車いすラグビー連盟(WWR)の使命
WWRは、車いすラグビーの国際的な統括団体であり、競技の普及や質の向上に努めています。競技ルールの整備や国際大会の実施を通じて、障がいのあるアスリートが競技する環境を整えています。また、より多くの人が車いすラグビーを楽しめるよう、普及活動にも力を入れています。
モルテンのスポーツ用品事業
モルテンは日々製品の品質向上を目指しており、1958年から様々なスポーツ用品を提供してきました。最新の技術を駆使して商品を開発し、アスリートやコーチたちが「スポーツで感じる本物の感情」を育む環境を作ることに貢献しています。
環境への配慮
モルテンは、社会課題解決に向けた取り組みも行っています。例えば、バスケットボールの普及を目的とした「molten B+」や、空気を使わないサッカーボールなど、持続可能な商品開発にもチャレンジしています。これによって、楽しむスポーツと社会問題の解決を両立させることを目指しています。
未来を見据えて
車いすラグビーとの深い関係を築いているモルテンは、これからも競技の発展に寄与し続けます。国際大会に向けて準備を進める中、モルテンとWWRの連携は今後ますます重要になっていくでしょう。さらに多くの人々に車いすラグビーが楽しんでもらえる未来を、私たちも応援していきます。モルテンの取り組みは、単なるスポーツ用品の供給にとどまらず、スポーツの魅力を広げるものとして、今後も期待されます。