ベトナムバイオマス発電計画
2023-08-20 18:17:33
ベトナム・ソンドン県でバイオマス発電事業が本格始動へ!日本TOYOグループと知事の協定締結に期待高まる
ベトナム、ソンドン県にバイオマス発電所建設へ - 日本TOYOグループと知事の協調体制で再生可能エネルギー推進
ベトナム社会主義共和国ソンドン県を舞台に、再生可能エネルギーによる持続可能な社会構築に向けた動きが加速している。この度、日本TOYOグループとソンドン県知事であるホアン・ヴァン・チョン氏との間で、バイオマス発電所建設に向けた重要な合意形成に向けた協議が行われた。
日本TOYOグループは、グエン・ホアン・トウ執行役員取締役を筆頭に、再生可能エネルギー事業への積極的な投資を表明。同社は、ソンドン県内に広がる約4万ヘクタールの森林資源を活用した木質ペレット製造工場の建設を計画している。この工場は、既存の石炭火力発電所のバイオマス燃料転換や新規バイオマス発電所の燃料供給源として機能し、ベトナムの再生可能エネルギー推進に大きく貢献する見込みだ。
さらに、日本TOYOグループは次世代型加水分解装置を用いた革新的な新燃料開発事業についても提案。CO2排出量の大幅削減と日越両国の経済発展への貢献を目指している。
これに対し、ホアン・ヴァン・チョン知事は、日本TOYOグループに対し、全面的な協力を約束。具体的には、FSC認証取得済みの森林面積の拡大、工場建設用地の提供、そしてバイオマス原料となる森林資源の伐採や農業残渣の調達まで、あらゆる面での支援を表明した。
知事は、COP26での合意に基づき、ベトナムにおけるCO2純排出量ゼロを目指していることを強調。再生可能エネルギーへの投資環境整備を最優先課題と位置づけ、投資家にとって魅力的な環境づくりを進めていると説明した。
今回の協定は、ソンドン県にとって初の再生可能エネルギー発電プロジェクトとなる可能性がある。日本TOYOグループとの連携を通じて、地域経済の活性化、安定した雇用創出、そして豊かな地域社会の実現を目指すとしている。
日本TOYOグループは、貿易業と再生可能エネルギー事業を展開する企業。東京都中央区に本社を置く同社は、持続可能な社会の実現に向けて、グローバルな視点と先進技術を駆使した事業展開に注力している。今回のベトナムでの取り組みは、同社の企業理念と社会貢献への強い意志を示すものと言えるだろう。
このプロジェクトは、ベトナムの再生可能エネルギー政策を促進するだけでなく、日越両国の経済関係強化にも繋がる可能性を秘めている。今後の進展に期待が高まる。
会社情報
- 会社名
-
株式会社日本TOYO
- 住所
- 東京都中央区銀座3-9-18東銀座ビル301
- 電話番号
-
03-6264-2663