日本ベネックスが新たに再生可能エネルギーへ踏み出す
日本ベネックスは、神奈川県横浜市に新たに設置した約2.0MWの太陽光発電所「ベネックス横浜新子安ソーラーポート」の運転を開始しました。この発電所は、三井不動産が開発した物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク(MFLP)横浜新子安」の屋根に設置されており、発電された電力は主に施設内で利用されることに特徴があります。
発電所の詳細
「ベネックス横浜新子安ソーラーポート」は、屋上に3,510枚の太陽電池モジュールを搭載し、発電能力は約2,053kW(DC)を誇ります。通常の発電方法に加え、余剰電力は約2,600kWhの大容量蓄電池に貯蔵され、利用されるため、エネルギーの効率的な使用を実現しています。
この新たなプロジェクトは、日本ベネックスと三井不動産の初めての共同事業であり、同社が自社の発電所として運営するものとなります。これにより、日本ベネックスの発電所総数は47件、合計出力は約62.3MWとなり、企業の再生可能エネルギー分野での貢献が一層進むことになります。
日本ベネックスの取り組み
再生可能エネルギー事業に2012年から参入している日本ベネックスは、精密板金加工の専門技術を生かしつつ、環境への配慮と持続可能な社会の実現に向けた事業展開を行っています。企業のパーパスは「いい仕事を、しつづける。」であり、社会に新たな価値を創出することを目指しています。
この「ベネックス横浜新子安ソーラーポート」の立ち上げは、同社にとって再生可能エネルギーの普及への大きな一歩となるでしょう。今後も日本ベネックスは、再生可能エネルギーの持つポテンシャルを活用したプロジェクトに積極的に取り組んでいく計画です。
会社概要
- - 会社名: 株式会社日本ベネックス
- - 設立: 1957年
- - 所在地: 長崎県諫早市津久葉町99番地48
- - 従業員数: 約200名(グループ会社含む)
- - 事業内容:
- 精密板金加工技術を基盤とした各種産業機器の設計・製造
- 再生可能エネルギー設備の設計・施工および自社発電所の運営