令和の音楽シーンに登場!
大阪市音楽団が誇るOsaka Shion Wind Orchestraが、オーストリア音楽界の巨星トーマス・ドスを迎え、「第157回定期演奏会」を開催します。2024年11月16日に、ザ・シンフォニーホールで行われるこの公演は、ドスにとって日本での初めての指揮となる特別な機会です。
プログラムの全貌
今回の演奏会は、全曲がトーマス・ドスによる作品で構成された「オール『トーマス・ドス』プログラム」となっています。具体的には、以下の5曲が演奏されます。
1. フェスティバル・ベルズ(T.ドス)
2. 石の番人(T.ドス)
3. シダス(T.ドス)
4. 交響的前奏曲ハ短調(A.ブルックナー/編曲:T.ドス)
5. 交響曲第3番「シンフォニー・オブ・フリーダム」(T.ドス)
前半のプログラムでは、吹奏楽の持つ迫力を追求し、ドスの代表作や最新作が登場予定です。特に印象的な「石の番人」は、その迫力と彩りで聴衆を魅了すること間違いなしです。また、「シダス」は星空をテーマにしたスケールの大きな作品で、ドスの名を広めるきっかけとなった一曲です。
後半では、クラシカルな雰囲気の中で、アントン・ブルックナーの生誕200年を祝う楽曲が演奏されます。ドスはこの記念すべき年を考慮し、ブルックナーの「交響的前奏曲」を吹奏楽にアレンジしています。さらに、ドスの2020年の作品である「シンフォニー・オブ・フリーダム」が初共演のフィナーレを飾ります。この作品は、自由というテーマを様々な角度から表現した話題作です。
トーマス・ドスの人物像
トーマス・ドスはオーストリア出身の作曲家、指揮者、教育者であり、多彩な音楽キャリアを有しています。彼は音楽一家に生まれ、幼少期から音楽と深く関わってきました。インスピレーションを受けたブルックナーの作品への愛情は、今回の演奏会でも強く表現されることでしょう。特に彼は、教育者としても多くの学生に音楽の魅力を伝えています。
Osaka Shion Wind Orchestraの歴史
Osaka Shion Wind Orchestraは1923年に設立された、長い歴史を持つ交響吹奏楽団です。最近では「Osaka Shion Wind Orchestra」として新たな一歩を踏み出し、クラシックからポップスまで幅広い演奏を行っています。2023年には創立100周年を迎え、その活動は多くの音楽賞を受賞するなど高い評価を得ています。この団体の音楽文化の向上と発展に向けた努力は、応援団や地域社会との連携によって支えられています。
公演の詳細
この特別な演奏会には、ぜひ皆様も足を運んでください。
- 開場:13:00 / 開演:14:00
- - 会場:ザ・シンフォニーホール
- - お問い合わせ:公益社団法人 大阪市音楽団
音楽愛好者にはたまらないこの機会をお見逃しなく!