エンジニアの「リアルな声」で変革する採用のあり方とは

エンジニアの半数以上が方にする「SES（システムエンジニアリングサービス）」という働き方。これは企業に所属しながらクライアント先で業務を行う形態で、本来は多様なキャリアを築ける選択肢のひとつです。しかし、実際には、エンジニアが思い描く理想の働き方を実現できていなかったり、求人票での魅力的な言葉とのギャップに苦しむ方が多いのが現実です。

このような状況に対し、私たち株式会社リンクは、エンジニアが信頼できる企業の実態を伝えることに注力しています。加えて、SNSと社員紹介を通じて、本質的な働き方や企業文化を届ける新しい採用スタイルの構築を目指します。この試みの一環として、私たちは、「エンジニア同士の結びつき」が本当の信頼の基盤であると考え、「リアルな声」を大切にしています。

SES業界の変化とその課題

近年、SES業界は大きな変革を迎えています。新しいSES企業が次々と登場し、「契約単価に応じた明確な報酬」や「エンジニア自身が案件を選べる仕組み」を掲げており、従来のSES企業との差別化を図っています。しかし、こうした条件が一般化するにつれ、求人媒体には似たような表現が並ぶようになり、エンジニアたちは何を基準に判断すればよいか迷う状況に直面しています。

実際に、信頼できるSESを見つけるためには、求人広告の情報だけでは不十分です。多くのエンジニアが「リアルな声」に触れ、その中から企業の実情を理解することがますます重要となっています。この声には自身が抱く体験や感情が反映されているため、これこそが信頼できる情報源となります。

エンジニア一人ひとりの声の重要性

リンクでは、エンジニアにとって本当に信頼できるSESの在り方を追求し続けています。報酬や透明性、価値観の共有が、エンジニア一人ひとりの自信や納得感に結びついていくのです。私たちは、「なぜ選ばれるのか」の理由をしっかりとした言葉で伝える必要があると考えています。

私たちの取り組みは、リファラル経由の入社や、SNS、カジュアル面談など、様々なチャネルを通じて実を結んでいます。実際、108名以上が社員紹介を通じて入社し、SNS経由の入社者も100名を超えています。このことは、私たちの「信頼の輪」が着実に広がっている証拠です。

SES業界を変えるためのビジョン

最後に、私たちが目指しているのは、SES業界全体がもっと健全で、全てのエンジニアが納得して働ける環境が当たり前になることです。エンジニア一人ひとりが満足できる収入を得て、自らのキャリアを主体的に築けるようになる日を夢見て、私たちは活動を続けます。これこそが、私たちが感じる「報われないエンジニアをなくしたい」という想いであり、April Dreamに込めた私たちの夢です。これからも、エンジニアが思い描く理想の働き方が実現できるよう、努力を重ねていきます。