コスモヘルスとアビスパ福岡、地域清掃活動で健康と環境を守る試み

コスモヘルス株式会社が、J1リーグのアビスパ福岡と共同で、地域清掃プロジェクト「MISSION: CLEAN POSSIBLE」をスタートしました。本プロジェクトは、健康促進と社会貢献を融合させたシニア向けの新しい取り組みであり、福岡市のベスト電器スタジアムで実施されました。

このイベントは、アビスパ福岡と東京ヴェルディの試合に先立って、スタジアム周辺の清掃活動を行うもので、参加者は午前10時45分から集まりました。清掃活動は、患者が自身の健康を意識しながら、地域環境への配慮を図る新たな形として注目されています。

環境意識の高まりと共に

「MISSION: CLEAN POSSIBLE」は、LTO（LEADS TO THE OCEAN）の理念に基づく清掃活動です。この理念は、「海のゴミを街から減らす」ことを目指しており、環境保全と健康促進、さらにサッカー観戦を一体化させた取り組みとして評価されています。コスモヘルスのボランティア委員会と、サッカー観戦未経験の65歳以上の高齢者24名が参加し、清掃活動を行いました。

参加者は清掃時に活動量計を装着し、自身の活動を測定。結果として平均歩数は5,857歩、平均消費カロリーは168.31kcalというデータが得られました。このような新しい健康モデルは、「歩いて」「拾って」「観て」「応援する」という流れを通じ、身体を動かしながら環境問題に意識を向けることができる点が特長です。

地域美化の現状

活動中、参加者からは「拾うゴミが少なかった」という声が多く聞かれ、地域の環境美化への意識の高さが実感できました。清掃の一環として寄せられた意見には、「健康づくりの延長として自然と意識が向くことが良い」と多くの人が感じたという結果が見受けられました。

参加者の中には初めてサッカー観戦を楽しんだ方も多く、地域の応援活動としても大きな意義を持つことが明らかになりました。「また行きたい」との声が多く、次回も参加したいと考える人々が増えています。