イラストレーションの進化を体感する特別展が開催

特別展「Illustration Works」の魅力を探る

東京の中心、ミッドタウンにおいて、2025年9月5日から9月28日までの間、特別展「Tokyo Illustrators Society Presents Illustration Works」が開催されます。このイベントは、179人のイラストレーターたちのベストワークを集結させたもので、イラストレーションの進化と社会的な役割を改めて見つめ直す絶好の機会です。

イラストレーターという職業の変遷

日本におけるイラストレーターという職業が認識されてから、すでに半世紀以上が経過しました。この間、イラストレーションは戦後のグラフィックデザインの影響を受けつつ、先進的な表現と社会的流通性を兼ね備えた形で進化してきました。その歴史を振り返ることで、現代のイラストレーションが持つ魅力を再発見することができるでしょう。

展示内容

「Illustration Works」では、ポスターや装丁、パッケージデザイン、デジタルサイネージなど、多様なメディアを通じて表現された作品を見ることができます。参加するイラストレーターは20代から80代までと幅広く、東京イラストレーターズ・ソサエティ（TIS）に所属する会員たちが手掛けた約30年間の作品に触れることで、その変化を感じることができます。

各イラストレーターの個性豊かな作品には、見る人を引き込む魅力があり、その多様性こそがイラストレーションの醍醐味です。例えば、上田三根子やいとう瞳、柴田ゆう、赤など、多彩な才能が集結しており、作品を通じてその独自の世界観に触れることができます。

イラストレーターによるトークイベント

今回の特別展に合わせて、イラストレーターたちによるトークイベント「Illustration Talks」も開催されます。第一弾では、「イラストレーターを楽しむ」というテーマで、いとう瞳、上田三根子、黒田愛里が登壇し、入場無料で参加者を募集中です。

第二弾では「イラストレーターとしてのキャリアの築き方」というテーマで、赤、サイトウユウスケ、西山寛紀が登場し、実際の魅力やキャリアの築き方について語り合います。こちらも入場無料ですが、要予約となっていますのでお早めに。