SOMPO Digital Labとbtraxの業務提携の目的と展望
2019年3月15日、SOMPO Digital Lab, Inc.(以下SDL)は米国シリコンバレーに拠点を置くbtrax, Inc.(以下btrax)と包括的な業務提携契約を締結しました。この提携は、両社の協力を通じて、日本企業の国際化を進め、シリコンバレー発の新しい流れを取り入れたイノベーションを実現するためのものです。
1. 提携の背景と目的
SOMPOホールディングスは、2016年4月に米国シリコンバレーと東京に位置する「SOMPO Digital Lab」を設立し、デジタル領域における研究開発に注力してきました。この活動の一環として、日本企業がグローバル市場で競争力を持つよう支援し、更なるイノベーションを促進するためにbtraxとの協力を決定しました。btraxは、日本企業向けの多くの実績があり、共に新たなビジネスチャンスを創出していく狙いがあります。
2. 協業の概要
両社は業務提携に基づいて以下の点で協力を進めていくことに合意しました:
- - 社員の相互受け入れや交流を行い、代表者同士のアドバイザリングやビジネス会議への参加を促進。
- - シリコンバレーを中心に新しいトレンドやテクノロジーについての調査を行う。
- - ビジネスアイディアを磨くためのDesign Sprintの実施。
- - 新規事業の共同立ち上げ。
- - 日系企業を対象としたワークショッププログラムの構築。
- - 日本国内におけるイノベーション関連の取り組みについての調査。
- - イベントの共同開催。
これらの協力活動を通じて、両社は新たな価値を創造し、競争力を高めることを目指しています。
3. 今後の展望
SOMPOホールディングスは、SDLを活用しつつ、加速するデジタル化の潮流をいち早く捉え、自社のオペレーションや商品、サービスの改革を進めていきます。同時に、文化や人材の変革も視野に入れながら、顧客に対して安心・安全・健康をグローバルに提供することを目指しています。この提携が、両社そして日本企業全体の成長につながることが期待されています。
btrax, Inc.の概要
btraxは、2004年に設立され、米国シリコンバレーと東京に拠点を構えるデザイン会社で、ビジネスにおけるイノベーションを生み出すことに特化しています。多様なユーザー体験を提供することで、企業の成長にも寄与しています。詳細については、
btraxの公式サイトをご覧ください。