ローカル局の未来を探るセミナーが2025年に開催！地域メディアの再構築を考える

地域メディアの未来を探るセミナー開催のお知らせ

2025年7月18日（金）に、地元局の在り方や未来を考えるセミナー「ローカル局の今とこれから」が東京都で開催されます。このイベントでは、京都産業大学の脇浜紀子教授、山陰中央テレビジョンの岡本敦氏、毎日放送の齊藤浩史氏が登壇し、それぞれの専門的な視点から地域メディアの課題と未来について議論します。

本セミナーのテーマは「構造転換期の地域メディアに求められる視野」です。地方のメディアが今直面する様々な問題について、議論を交わし、解決策を提案することを目的としています。ローカルテレビ局は現在、デジタル化や配信化の波にさらされ、地域に根ざした情報発信のあり方について再考が求められています。

セミナーの開催情報

- 日時: 2025年7月18日（金）午後1時～4時10分
- 会場: 紀尾井フォーラム、東京都千代田区紀尾井町４-１ニューオータニガーデンコート1F

また、受講方法は会場参加のほか、Zoomウェビナーでのライブ配信や、2週間にわたるアーカイブ配信も予定されており、受講しやすい形式です。

講義の内容

1. ローカルテレビの再構築

最初の講義では脇浜紀子氏が、デジタル社会におけるローカルテレビ局の役割や、民放が直面する構造的な課題について語ります。伝送路が多様化し、情報消費が分散化する中で、公共資源としての電波の意義や、地域課題への取り組みが必要です。特に「ジャーナリズム=権力監視」という観点だけでなく、地域社会に根差した報道の在り方を検討します。

2. 地域放送局発のグローバルメディアビジネス

岡本敦氏は、ローカル局が海外市場へ進出する方法や、地域文化や商品が国境を越えていく可能性について具体的な戦略を紹介します。 SNSや動画配信プラットフォームを利用したビジネスの展開が進んでいる中、ローカル局の新たな収益モデルについて研究します。

3. コンテンツを再定義する

最後に、齊藤浩史氏がローカル局の持つコンテンツの再定義の必要性と、社会の変化に伴う新たな機会について説明します。過去10年間にわたり、ローカル局が抱えてきた問題を整理しながら、その中でも新たな道を見出すことができると提案します。

お問い合わせ先

興味のある方は、以下の連絡先にて詳細情報を問合せください。
新社会システム総合研究所
東京都港区西新橋２－６－２ザイマックス西新橋ビル４Ｆ
Email: [email protected]
TEL: 03-5532-8850

地域メディアの未来に興味がある方、ぜひこの機会に参加を検討してみてください！