クラウドデータカタログ「COMETA」が新たにメタデータ自動生成機能をリリース
株式会社primeNumberは、企業のデータ利活用を効率化するために、クラウドデータカタログ「COMETA」の一部としてメタデータの自動生成機能を提供開始しました。この新機能は、企業内に散在するデータの意味や状態を示すメタデータを自動的に生成し、データ管理の負担を軽減することを目的としています。
メタデータ管理の重要性
近年、企業はデータの利活用を進める中で、多くの情報を扱うようになっています。その中で、データ同士の関係性やデータの状態を表すメタデータの管理は、ますます重要になっています。特に新しいデータを挿入したり、既存の情報を更新したりする際には、その都度メタデータを管理する必要がありました。しかし、その作業は時間と手間がかかるため、多くの企業が頭を抱えているのが現実です。
そこで、「COMETA」は生成AI技術を使った新たなツールを開発し、メタデータの管理や探索をよりスムーズに行えるようにしました。これにより、ユーザーはデータの追加や更新の際に、メタデータを手動で管理する必要がなくなります。
自動生成機能の詳細
今回リリースされたメタデータ自動生成機能は、ユーザーがメタデータ編集画面でボタンを押すだけで、対象となるテーブルやカラムの論理名、説明などを自動生成します。また、生成されたデータはフォームに自動的に入力され、ユーザーはそのまま保存することができるため、初期情報を素早く整えることが可能です。
さらに、この機能ではテーブルやカラムに含まれるデータ、生成元のSQL情報などを基に、AIによって高品質なメタデータが生成されます。これにより、より正確なデータマネジメントが実現できることでしょう。
利用者限定のベータ版
なお、このメタデータ自動生成機能は、現在利用希望者に限ったベータ版として開放されています。今後、ユーザーからのフィードバックをもとに生成プロンプトの最適化や生成精度の向上など、さらなる機能改善が行われる予定です。
また、サービスについての詳細やデモ動画は公式ウェブサイトで確認できるので、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。
COMETAとは
「COMETA」は、データの発見・理解・活用を促進するためのデータカタログサービスです。企業内部にある様々なデータを一元管理し、組織全体でのデータ活用を推進することを目指しています。
公式サイトでは具体的な機能や利用方法が詳しく解説されており、実際の使用シーンが視覚的に示されているため、企業がデータ活用を始める一歩を踏み出す手助けになるでしょう。
今後も「COMETA」の進化に期待が高まります。