キャリアサバイバルが西尾市ビジネス創出プログラムで優勝し製造業の未来に貢献

キャリアサバイバルが「BiZCON NISHIO 2024」でグランプリを受賞

愛知県名古屋市に拠点を置く株式会社キャリアサバイバルが、2025年2月11日に開催された西尾市主催のビジネス創出プログラム「BiZCON NISHIO 2024」で、見事にグランプリを獲得しました。このプログラムは、市内の経済活性化を目的とし、独自のビジネスアイデアを集める貴重な場です。

「BiZCON NISHIO 2024」とは何か？

「BiZCON NISHIO 2024」は、西尾市が主催する画期的なビジネス創出イベントです。この取り組みは、地域の課題を解決する新しいビジネスアイデアを募集し、持続可能な経済の発展を目指しています。全国各地からさまざまなアイデアが集まり、厳格な審査プロセスを経て選ばれたファイナリストが、そのアイデアを実際に発表するファイナルピッチが行われました。

AIを駆使した「KAKO虎」のビジョン

キャリアサバイバルがプレゼンしたのは、AIと過去のトラブル事例（過去トラ）を活用するサービス「KAKO虎」です。このクラウドサービスは、製造業の技術継承を目的としており、過去の経験やノウハウを電子化し、AIを用いて簡単に検索できるシステムを提供します。

製造業の多くでは、経験の蓄積が職人の記憶に依存し、十分に管理されていないケースが多く見受けられます。この問題を解決するために、KAKO虎は過去のトラブルやその対策、ノウハウを体系的に整理し、高度な検索機能を付き使うことで、企業が持つ情報を最大限に活かせるようサポートします。これにより、管理工数を最大80%削減し、生産性の向上を図ります。

審査員の評価と受賞の意義

「KAKO虎」は、ものづくりの現場での実用性や地域企業への適合性が高く評価され、見事にグランプリを受賞しました。この結果は、キャリアサバイバルの技術とそのビジョンが市場において必要とされていることを示しています。

株式会社キャリアサバイバルの背景

株式会社キャリアサバイバルは、「心躍る仕事を創る」というミッションのもと、製造業に特化したコンサルティングサービスを提供しています。設立は2022年10月で、評価制度の見直しから業務改善まで幅広いサポートを行っています。さらに、AI技術を活用して人手不足の解消やデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進しています。

本社は名古屋市中村区に位置し、代表取締役は松岡大介氏です。様々な提供サービスも展開しており、中でもKAKO虎はその代表的なサービスの一つです。