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日本システムケアとJECCの資本業務提携が環境負荷軽減に貢献

日本システムケアとJECCの資本業務提携について

日本システムケア株式会社（以下、JSC）は、2024年8月30日付で株式会社JECC及びその子会社デジタルリユース株式会社と資本業務提携契約を締結しました。この提携により、JSCはJECCを新たな株主として迎え入れ、IT機器のレンタル・リース事業を一層強化していく方針です。

提携の背景と目的

JSCは「ITと環境の融合を図り、人と社会の成長に貢献する企業を目指す」という理念の下、サーキュラーエコノミー（CE）に向けた活動を進めてきました。具体的には、引き取った中古PCのキッティングを行い、レンタル及びその後の保守運用や廃棄までのライフサイクル管理（LCM）を通じて、顧客に対して一貫したサポートを提供しています。

この提携によって、JSCはJECC及びデジタルリユースから中古PCを安定的に調達し、LCM事業をさらに拡大することを目指します。また、両社の協力により、中古PCの引き取りやデータ消去、回収配送、キッティング業務の効率性と生産性を高めていくことが期待されています。

今後の展望

IT機器の環境負荷軽減を実現するため、リユース・リサイクルに関する取り組みが求められています。このため、JSCとJECCの資本業務提携はITAD（IT Asset Disposition）業界全般においても重要な発展をもたらすと考えられます。両グループはそれぞれの強みを生かし、これから多様化するIT機器に関するニーズに対応した体制を構築していく予定です。

JSCはリユースされたIT機器と新品のIT機器をうまく「使い分け」ながら、「使い続ける」方向性を確立し、持続可能な開発目標（SDGs）への貢献を目指します。そのために、将来的には環境負荷を軽減するための新たなサービスや商品を提供することが計画されています。