「眼から広がる健康の未来」講演会開催の背景
2026年2月19日(木)、愛知県岡崎市に本社を置く東海光学株式会社が主催した講演会「眼から広がる健康の未来 ― ルテインと光ケアで育む家族の健康 ―」が開催されました。北陸先端科学技術大学院大学の副学長である小泉周氏を招き、現代の光環境が及ぼす影響や、家庭で取り入れるべき眼のケアについての重要性が強調されました。
眼の健康と環境の関係
今日のデジタル社会において、子どもたちが使用するデジタル機器やLED照明は急激に増加しています。そのため、これらの光環境が子どもたちの視力や高齢者の視機能、認知機能に与える影響について医学的な視点から解説されました。光による刺激や酸化ストレスから眼を守る「ルテイン」という成分の重要性が特に注目されました。この栄養素は幼少期からのケアが将来的な視機能低下のリスクを減少させる可能性があると指摘されました。
日常生活でできる眼のケア
講演の中では、眼の健康をただ「視力矯正」することにとどまらず、生活習慣全般を見直す重要性が示され、家族全体で眼の健康を考える機会としての講演会の意義が強調されました。また、参加者にはトークセッションも行われ、フリーアナウンサーの枡田絵理奈氏が自身の子育て経験をもとに、家庭内での子どもたちの視力に対する懸念や工夫を語りました。
親子で学ぶ「目をまもり隊!」
講演会では、2026年4月から全国のショッピングモールで開催される目の健康啓発イベント「目をまもり隊!(ME wo MAMORITAI)」についても発表されました。このイベントは、子どもたちが「ジュニア隊員」として様々なミッションに挑戦しながら、視覚の大切さを学ぶ体験型プログラムです。親子で「目(ルテイン)をまもる約束!」を立てることで、家庭内での行動変容を促します。
## 講演内容のハイライト
小泉氏は、目と脳の関係について多くの重要な知見を共有しました。網膜が光を受け取ることで物体を識別し、その情報が視神経を通じて脳に送られる仕組みを説明。特に、紫色光と呼ばれる短波長の光が網膜に与えるダメージについて警告しました。この紫色光から眼を守るための成分が「ルテイン」であり、特に黄斑部に多く含まれていることが解説されました。ルテインは体内で合成できないため、食品から摂取する必要があり、緑黄色野菜がその良い供給源であると強調されました。
認知機能とルテイン
近年の研究では、ルテインが眼だけでなく、脳内でも重要な役割を果たすことが示されています。ルテイン量が認知機能に及ぼす影響についての研究も進んでおり、高齢者の認知機能を保護する可能性が期待されています。また、母乳にも豊富に含まれていることから、子どもの成長にも関与しているとする見解が示されました。
次世代レンズ「ルティーナ」
東海光学が展開する次世代メガネレンズ「ルティーナ」は、紫色光をカットしつつ、必要な青色光を取り込みできる設計となっています。これにより、視力矯正にとどまらず、眼の健康を守るための革新的なアプローチが実現しています。
トークセッションでの提案
講演後には、枡田氏と小泉氏によるトークセッションが行われました。枡田氏は、家庭でのデジタル機器の使用に対する懸念を率直に語り、それに対する小泉氏の具体的なアドバイスも多くの参加者に参考となりました。「20-20-20ルール」を実践することで、視力や脳への負担を軽減する方法が紹介されました。
加えて、ルテインを効果的に摂取するために、緑野菜や卵を油とともに調理することの重要性も示され、家庭でできる健康的な食習慣が参加者に共有されました。
まとめ
この講演会は、知識を深め、家族での健康について考える良い機会を提供しました。今後も眼の健康啓発活動を続け、親子のつながりを深めるためのイベントが開催されることを期待しています。