マネーフォワードXの業務DXサービスに新機能「消込」追加で中小企業の業務効率化をサポート

マネーフォワードXが新機能「消込」を追加

マネーフォワードエックス株式会社は、2025年8月21日（木）から中小企業向け業務DXサービス『Mikatano』シリーズに「消込」機能を新たに導入します。この機能により、企業は請求書データと実際の入出金データを一元管理できるようになり、営業サイクルの改善が見込まれます。

中小企業の抱える課題

現在、多くの中小企業は原材料の高騰や円安、人手不足という厳しい経営課題に直面しています。マネーフォワードエックスは、2022年7月から地域金融機関を通じて『Mikatano』シリーズを展開し、中小企業の資金繰り改善とデジタル化を支援しています。帳簿管理や資金繰り表の作成など、多様な機能を持つ『Mikatano』ですが、ユーザーから寄せられる「消込作業の効率化」の要望に応える形で新機能の追加に至りました。

「消込」機能の詳細

新たに追加される「消込」機能は、『Mikatano 資金管理』の専用画面で操作できるもので、請求書や入出金予定のデータが自動的に連携されます。これにより、ユーザーは実際の入出金明細と照合しながら、売掛金と買掛金の状況を効率的に管理できます。さらに、「入出金予定」の画面では、消込が完了した明細がカレンダー形式で表示されるため、視覚的にも簡単に把握でき、資金繰りの予測が立てやすくなります。

この新機能によって、手作業での確認ミスや二重計上といった経理業務の負担を軽減し、日常業務の円滑化も期待されています。

今後の展望

マネーフォワードエックスは、「ともに、金融をすべての人のそばに。」というミッションのもと、地域の金融機関との連携を強化し続け、中小企業の課題解決に生涯をかける所存です。新たに加わる「消込」機能により、ユーザーの業務がどのように効率化されるのか、その成果が注目されています。

『Mikatano』シリーズとは

『Mikatano』シリーズは、マネーフォワードエックスが全国の38の地域金融機関を通じて中小企業向けに提供するクラウドベースの業務DXサービスです。請求書などの電子的な保存機能や日常業務のデジタル化に対応した利便性の高いグループウェア機能を搭載しています。ITに不慣れな方でも操作が容易であるため、業務のデジタル化のステップがスムーズに行えます。