福岡県福智町に新たなクラフトサケ醸造所が誕生！

福智町に新たな酒蔵、天郷醸造所が誕生予定

福岡県福智町が新たにクラフトサケ醸造所「天郷（あまのさと）醸造所」の建設を発表しました。此の醸造所は、地域の魅力を生かすまちづくりの一環であり、町の活性化を目指す様々な取り組みの一つとして位置付けられています。これからのプロジェクトが地域住民と観光客の交流の場となることを期待されています。

福智町とは

福智町は2006年に合併により成立した町で、約2万1,000人の住民が暮らしています。標高901メートルの福智山は、九州地方の登山客に人気のスポットで、年間20万人以上が訪れます。豊かな自然環境に恵まれたこの町では、レモンや梨、いちごをはじめとする農産物の生産が盛んで、特に水源の森として知られる地域での水源の恵みが美味しい水の製造に寄与しています。

創業者の思い

この天郷醸造所の創業者である中山雄介氏は、地元福智町での開設を心から楽しみにしています。「2025年5月に開業を予定している天郷醸造所は、ふるさとの歴史と伝統を現代に生かすプロジェクトです。クラフトサケを通じて、町の振興と文化の継承を実現し、地域の人々と共に未来をつくりたいと思っています。」

開業に向けた計画

天郷醸造所の具体的なスケジュールは、2024年10月の地鎮祭を皮切りに始まります。その後、12月から基礎工事が開始され、2025年3月には建設が完了予定です。4月には免許交付を受け、テスト醸造を経て、5月に正式に開業します。

今後のステップとして、以下の予定が組まれています：

- 2024年10月：地鎮祭
- 2024年12月：基礎工事スタート
- 2025年3月：建設完了
- 2025年4月：免許交付、テスト醸造
- 2025年5月：開業予定

醸造所の未来

この醸造所は、国際的にも通用するクラフトサケを目指すだけでなく、地域が一体となった新たな価値を生み出す拠点として期待されています。多くの人が訪れることで、福智町の魅力が再評価されるきっかけになること間違いありません。また、地元の特産品とコラボすることで、新しい観光資源としての成長も見込まれています。