機動性と音域を両立したGuildの新トラベルサイズギター登場

Guildから新たなトラベルサイズギター『Travel Spruce』登場

音楽愛好者にとって、ギターは表現の大切な手段です。最近、ではその利便性に優れたトラベルサイズギターへの関心が高まっています。そんな中、Guildブランドから新たに発表されたアコースティックギター『Travel Spruce』が2025年4月下旬に発売されることが決定しました。

Guildブランドの歴史

Guildは1953年にアメリカ・ニューヨーク州で創業され、半世紀以上にわたり多くのミュージシャンに愛されてきた伝統的なギターブランドです。その多彩なラインナップは、音楽の歴史に深く刻まれており、プロアーティストからアマチュアに至るまで幅広い層が愛用しています。今回の『Travel Spruce』も、そんなGuildらしい使いやすさと音質の高さが特徴の一品です。

『Travel Spruce』の特長

この新モデル『Travel Spruce』は、従来のGuildアコースティックギターのデザインを継承しつつ、持ち運びが容易な点に重点を置いて開発されました。特に、2024年9月に発売された『Travel Mahogany』とは対照的に、前面の板にはシトカ・スプルースを採用し、より明るい音色作りを実現しています。

コンパクトなのにパワフル

ボディスタイルはドレッドノートスタイルをモデルにした小型の設計で、569mmの短いスケール（弦長）と相まって、サイズ感と演奏性を両立しています。豊かな音質を実現するために、側板と裏板にはマホガニーを使用。さらに、Guildの「アーチド・バック・デザイン」を取り入れており、力強い音色と豊かな響きを生み出します。