和歌山城ピッチコンテスト
2025-02-25 10:48:54

和歌山城が舞台の新しい挑戦!学生起業家たちの熱いピッチコンテスト

和歌山城が舞台の新たな挑戦



2023年2月16日、和歌山城の美しい景観を背に、学生や若手起業家たちが集う盛大なピッチコンテストが開催されました。このイベントは、世界の若手起業家のためのネットワーク「EO(Entrepreneurs' Organization)」の日本支部「EO Osaka」と和歌山の地域活性化を目的とした「WIB(和歌山イノベーションベース)」の共催によるものであり、参加者たちにとって新たな挑戦の場となりました。

WIBのビジョン



「WIB」は、和歌山県を「日本一企業率の高い県」とすることを目指して設立され、地域に根ざした起業や経営の育成に取り組んでいます。現在の日本では、東京一極集中や地方の過疎化が深刻な課題となっていますが、WIBはこの状況に対して「今こそ地方創生のラストチャンス」とものの考え、若者たちに「起業」という道を提示しています。このイベントもその一環として企画されたものです。

イベントの進行



当日は約200名が参加し、各界のリーダーによるトークセッションからスタートしました。登壇したのは、岸本周平和歌山県知事や尾花正啓和歌山市長など、地元の名士たち。彼らは「和歌山を起業率ナンバーワンにするためには何が必要か」とについて議論し、若者たちが挑戦できる環境の重要性を強調しました。

続いて行われたのは、和歌山城を背景にしたドローンショー。300機のドローンが夕焼けの空に「wakayamaから世界を熱くする」というメッセージを描き出し、その光景は参加者たちの心をつかみました。

ピッチコンテストの様子



メインイベントであるピッチコンテストでは、予選を勝ち上がった6名の若手起業家が和歌山城天守閣でそれぞれのビジネスプランを発表しました。参加者たちのアイデアは多岐にわたり、地域活性化に向けた革新的な取り組みが際立っていました。

  • - 智辯学園和歌山高等学校の青木梨衣奈・青木大和は、睡眠時無呼吸症候群の患者をサポートする器具の開発を発表。
  • - 紀北農芸高校の城向ゆらは、規格外の柿を利用したそうめんやジャムの製造に取り組んでいます。
  • - 神戸大学の竹内悠人は、アトピー性皮膚炎の子供たちに緑茶染めのインナーシャツを提案。

他にも、地方のインフラ管理システムやNPO向けのデジタル・ファンドレイジングシステムを手がける起業家たちがそれぞれ独自のビジョンをもってプレゼンテーションを行いました。

審査員には、農業総合研究所やペイフォワード、笑美面などの著名な企業の代表が名を連ね、参加者の熱意とビジネスプランを吟味しました。厳正な審査の結果、コングラント株式会社の佐藤正隆氏が見事に優勝を果たしました。準優勝は株式会社With Midwifeの岸畑聖月氏、第三位には近畿大学の越智健心氏が輝きました。

EO Osakaの役割



「EO Osaka」は、世界的な起業家ネットワークに属する非営利組織で、関西に拠点を持つ起業家たちが集結しています。地域の活性化や起業家精神の息吹を育む活動を通して、関西をアジア経済の中心地にしていくことを目指しています。

結語



和歌山城でのこのピッチコンテストは、地域に根ざした,多様なビジネスプランを持つ若者たちが集まり、互いに刺激し合う貴重な場とされました。「地方創生」というテーマのもと、未来の可能性を秘めた若者たちの挑戦は、これからも続いていくことでしょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人 EO ALL KANSAI
住所
大阪府大阪市中央区西心斎橋1-13-18The Place 4階
電話番号
090-7353-4658

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