水を守るファッション
2024-03-22 14:05:51

京セラが提案する水を守るファッション展「TRUE BLUE TEXTILE」開催

京セラの「TRUE BLUE TEXTILE EXHIBITION」開催のお知らせ



2024年3月22日から24日の間、京都市京セラ美術館で「TRUE BLUE TEXTILE EXHIBITION」が開催されます。この展示は、世界水の日にちなんで水資源の大切さと、繊維・アパレル業界の環境課題解決の取り組みを伝えることを目的としています。展示会場では、広大な光の広間を利用した独創的なインスタレーションが展開されています。

水をテーマにした美しい空間



会場に一歩足を踏み入れると、左右に広がる「TRUE BLUE TEXTILE」の吊り布が目を引きます。この布は、まるで流れる水のような演出が施されています。訪れる人々が通過する際には、仁淀川の水面が印刷された生地が優雅に揺れて、心地よい雰囲気が漂います。このようにして、単なるファッション展示の枠を超えて、水について考えるきっかけを提供しています。

また、製品紹介のパネルやボードは全て環境に配慮した「FOREARTH」から印刷されており、風合いや発色の良さを実感できる構成となっています。アクセスも良く、入場は無料なので、ぜひ京都を訪れた際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

TRUE BLUE TEXTILEプロジェクトの目的



「TRUE BLUE TEXTILE」プロジェクトは、環境問題に対処するために発展してきた取り組みです。水の使用を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター「FOREARTH」を用いて作られたこの生地は、高知県の仁淀川の美しい水をモチーフにしたデザインが特徴です。美しい衣装をまといながら、環境意識を高める意義を広めていくことがこのプロジェクトの核心です。

具体的には、デザイナーである森永邦彦氏とのコラボレーションにより、「ANREALAGE」とバンタンデザイン研究所が手掛けた5着のファッションが展示されます。この活動を通じて、美しい水を守る意識を多くの人に持ってもらえることを目指しています。

無償提供から多くの支持を受けて



プロジェクトの始まり以来、「TRUE BLUE TEXTILE」の無償配布を行いましたが、非常に好評を博し、配布枚数の上限に達したため終了しました。多くの人がこの取り組みに賛同し、一緒に水を大切にする気持ちを共有している証拠です。

世界水の日を大切に



3月22日は「世界水の日」として、淡水の保護と持続可能な資源管理を広めることを目的に制定されました。この日は、世界中で様々な催しやキャンペーンが行われています。京セラの「TRUE BLUE TEXTILE」展も、そうした意義ある日の開催にぴったりのイベントです。

最後に



このプロジェクトを通じて、京セラは繊維・アパレル業界における社会的な課題に取り組む姿勢を示しています。環境に配慮したファッションの未来を共に考え、実践していくために、足を運んでこの素晴らしい展示をご覧ください。

会社情報

会社名
京セラ株式会社
住所
京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
電話番号

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