福岡初の往診サービス
2023-10-02 13:10:01

在宅医療の新時代を切り開く!福岡初の往診サービスで安心な生活をサポート

福岡に誕生した新たな在宅医療の形



2023年10月2日、株式会社当直連携基盤が福岡において夜間・休日の往診代行サービスを開始しました。この新サービスは、福岡県内における在宅医療の質を向上させることを目的としており、これにより患者様やその家族はより安心して生活を送ることができるようになります。

夜間・休日往診代行サービスの背景


当直連携基盤は、首都圏や大阪府、愛知県などですでに多くの実績を持つ企業であります。登録医師は約1000名に上り、これまでの往診件数は約2.5万件、また、お看取りの実績も5000件を超えています。このたび開業した福岡支店は、九州地方では初の取り組みとなります。

メディカルバディシステム


このサービスの特徴は、メディカルバディと呼ばれる医療専門家ではないサポートスタッフとの連携です。メディカルバディは、患者様やご家族の「物語」をつなぐ役割を果たし、当直医師がスムーズに治療方針を引き継げるようサポートします。これにより、患者様に対して切れ目のない医療サービスを提供することが可能となります。

サポート内容


1. バディ往診
夜間・休日に主治医に代わって当直医師が往診を行います。メディカルバディが現場をマネジメントし、診療やコミュニケーションを円滑に進める手助けをします。
2. カルテ連携
クラウド型から紙カルテまで、医療機関の使用するカルテに基づいて、当直対応を実施。これにより、一貫した医療を提供できます。
3. バディレポート
診療後には詳細なレポートを提出し、患者様や家族の感情なども反映した内容を共有します。

コールセンターの役割


さらに、バディコールセンターが設けられ、夜間や休日の問い合わせに特化した対応を行います。電話に出るのは実際の医療現場を知るメディカルバディであり、困難なケースにも柔軟に対応することができます。また、AIによる通話内容の分析を行い、品質管理を徹底しています。これにより、患者様やご家族が抱えるストレスを軽減し、安心感を提供することができます。

高齢社会における在宅医療の重要性


日本は高齢化が進んでおり、「自宅で最後を迎えたい」というニーズが高まっています。日本財団の調査によると、58.8%の当事者が自宅で最期を迎えたいと答えており、家族と過ごすことの大切さも強調されています。しかし、地域の医療提供体制の不足が課題となっており、当直連携基盤はこの問題解決のために立ち上がりました。

今後の展望


今後も株式会社当直連携基盤は、在宅医療のモデルを広め、地域医療の重要な一翼を担っていくことでしょう。患者様や家族の希望に寄り添った医療を提供し、高齢者が安心して暮らせる社会の実現を目指しています。

福岡での新しい取り組みに注目し、今後の展開を期待しましょう。

会社情報

会社名
株式会社当直連携基盤
住所
東京都中央区日本橋本石町3-2-3日本橋オリーブビル9階
電話番号
03-6666-9277

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