大阪と上海の友好
2024-05-24 20:15:49
日中友好都市提携50周年を祝う大阪・上海交流会の様子
大阪市と上海市の友好提携50周年
2024年5月15日、大阪市と上海市が友好都市提携を結んでから50周年を祝う盛大な交流会が行われました。オークラガーデンホテル上海で開催されたこのイベントには、両国から約100名が参加し、日中の文化交流や経済協力をさらに深めることを目的としました。
この交流会は、大阪国際経済振興センター上海事務所の主催、塔酷(上海)营销策划による企画・運営で行われ、緑地グローバル商品貿易港集団や茅台葡萄酒などの企業が協賛しました。大阪市と上海市は、経済、文化、スポーツ、都市インフラなど、多岐にわたる分野での友好を築いており、これまでの交流の歴史を振り返る重要な機会となりました。
交流会では、代表者たちが友好交流の成果や今後の展望について語り、両都市が築いてきた深い絆を再確認しました。特に、大阪国際経済振興センター上海事務所の的場正信所長は、友好都市提携以来の交流の過程を振り返り、「2025年の大阪・関西万博に期待を寄せ、日中間の国際交流を一層広げることを目指す」と述べました。
また、上海市外国投資促進センターの何偉晨副主任は、「大阪市との協力関係を結べていることは素晴らしいことであり、今後もお互いの経済政策や文化を深く理解し、新たな協力の方向性を探っていきたい」と言及しました。
緑地グローバル商品貿易港集団の周志勇氏は、企業の視点から両国の経済文化交流の重要性を訴え、「今後も中国ブランドの世界進出と中国文化の素晴らしさを共に伝えていきたい」と意欲を示しました。さらに、日本側からも在上海日本国総領事館の森祐一郎副総領事や、日中経済貿易センターの羅和慶顧問、日本貿易振興機構(JETRO)の水田賢治所長らがスピーチを行い、両国の交流の重要性を強調しました。
文化交流の一環
交流会は、和太鼓の演奏で幕を開け、力強い音色が会場に響き渡りました。その後、琵琶と三味線の独奏やアンサンブルが行われ、参加者たちは日本と中国の伝統音楽の美しい調和に魅了されました。また、特別に用意された茅台酒や高級ワインと日本の会席料理が並ぶ食事も、文化交流の一環として喜ばれました。
このように、大阪市と上海市の交流は50年以上に及び、経済、文化、科学、技術の分野で広範囲な連携が進められています。今後、両都市は友好関係をさらに深め、共同で日中関係の発展を促進していくことが期待されています。両国は新たな協力モデルを模索し、経済貿易のさらなる強化を目指し、互恵関係の確立に努めていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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Vector Direct Tech China Inc.
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- 中華人民共和国上海市延安西路728号 華敏翰尊国际大厦 18F L座
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