G7サミットと紙容器
2023-06-02 12:30:28
G7広島サミットで採用!サステナブルなミネラルウォーター紙容器が話題に
G7広島サミットで環境配慮型ミネラルウォーター紙容器が採用!
2023年5月に広島で開催されたG7サミット。その会場で各国首脳らに使用されたミネラルウォーターの容器が大きな注目を集めています。
今回、富士ミネラルウォーター株式会社の「富士ミネラルウォーター330ml紙パック」が、各会場のテーブルウォーターとして採用されました。この紙パックに使用されているのが、日本テトラパックの『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』という環境に配慮した紙容器です。
日本テトラパックは、サミット会場となったホテルや国際メディアセンターなどに、この紙容器入りのミネラルウォーターを提供。さらに、再生紙メーカーのコアレックス信栄と協力し、使用済み紙容器の回収ボックスを設置。回収された紙容器は、トイレットペーパーなどの資源としてリサイクルされます。
この取り組みは、サミットの開催地である広島だけでなく、日本全体のサステナビリティへの意識の高まりを示しています。
環境への配慮が凝縮された紙容器
『テトラ・プリズマ®アセプティック 330ml スクエア ドリームキャップ™ 26』は、FSC®(森林管理協議会)認証マークを取得。環境保全に配慮した森林管理がされている木材パルプを使用していることを示しています。
また、一部の製品には、サトウキビ由来のポリエチレン製のキャップを採用。植物由来の素材を使用することで、再生可能資源の使用率を63%向上させ、二酸化炭素排出量を7%削減することに成功しました。
日本テトラパックのサステナビリティへの取り組み
日本テトラパックの大森悠子サステナビリティディレクターは、「低炭素・循環型経済を実現するには、環境優位な紙容器の開発だけでなく、回収・リサイクルを社会全体で取り組む必要がある」と述べています。
同社は、政府や自治体との連携を強化し、再生紙メーカーや回収業者などとの協業を通して、全ての紙容器がリサイクルされることを目指しています。
世界規模でのサステナブルな取り組み
テトラパックは、世界で最も持続可能な食品用紙容器の提供を目指しており、安全性や衛生性を確保しつつ、環境負荷の低い容器開発やリサイクル促進に取り組んでいます。
テトラパック・グループ全体では、2030年までに自社事業における温室効果ガス排出量ネットゼロ、2050年までにバリューチェーン全体でのネットゼロを目指しています。
まとめ
G7広島サミットでのミネラルウォーター紙容器の採用は、日本テトラパックの技術力とサステナビリティへの取り組みを世界に示す大きな成功例となりました。今後、このような環境に配慮した製品や取り組みが、より広く社会に普及していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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日本テトラパック株式会社
- 住所
- 東京都港区元赤坂1-3-13 赤坂センタービルディング16F
- 電話番号
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