2024年12月4日、株式会社建設システムは株式会社バイタリフィからVitalify Asia Co., Ltd.(バイタリフィアジア)の株式を100%取得したことを発表しました。これにより、静岡県富士市を本社とする建設システムは、ベトナム・ホーチミン市に拠点を置くバイタリフィアジアを完全に子会社化します。
バイタリフィアジアは2008年に設立され、主に日本の企業に向けたITオフショア開発を手掛けてきました。これまでに400以上のアプリケーションやサービスの開発に成功しており、その中には最新技術を用いたモバイルおよびWebアプリの開発も含まれています。AIや3D技術を駆使した開発は、品質を第一に考え、企画段階から運用改善へと迅速且つ柔軟に取り組むスタイルで、お客様のニーズに応えています。
今回の株式取得によって、建設システムとバイタリフィは両社のノウハウを相互に活用し、さらなるシナジー効果を見込んでいます。今後は製品開発における品質と速度向上を目指し、顧客にとって価値あるソリューションの提供に邁進する方針です。
さらに、バイタリフィは今後AIを活用したSaaS事業への経営リソースの集中を図る計画を抱えており、これによって企業価値をさらに高めることを目指すとしています。建設システムとバイタリフィの連携により、業界の変革と革新を推し進めていくことでしょう。
Vitalify Asia Co., Ltd.の概要
- - 社名: Vitalify Asia Co., Ltd.(バイタリフィアジア)
- - 設立: 2008年5月28日
- - Managing Director: 櫻井岳幸
- - 事業内容: オフショアラボ型開発、自社製品開発、ベトナム拠点開設支援
- - 譲渡後の株主構成: 株式会社建設システム100%
株式会社バイタリフィの概要
- - 社名: 株式会社バイタリフィ
- - 設立: 2005年9月21日
- - 代表取締役: 板羽晃司
- - 事業内容: 生成AIを活用したSaaSサービスの提供と受託開発
株式会社建設システムの概要
- - 社名: 株式会社建設システム
- - 設立: 1992年7月2日
- - 代表取締役社長: 重森渉
- - 事業内容: 建設業向け施工管理ソフトウェアの開発・販売
今回の買収に伴い、両社が手を組むことによって、新たな価値創造が期待されます。これまで築き上げてきた信頼関係をもとに、企業間の新たなシナジーを生み出し、次なるステージへと踏み出す両社の今後の動向に注目です。
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