出雲の魅力を生かした新ブランド「IZUMO」
株式会社キノシタが、2024年10月に新ブランド「IZUMO」を発表することを発表しました。この新ブランドは、出雲の豊かな木造建築の歴史からインスパイアを得て、木の文化を世界に広めることを目的としています。特に、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏によるデザインの木製椅子やテーブルを中心に、国内外の市場での存在感を高めることを目指しています。
伝統と現代が融合した家具たち
「IZUMO」は、出雲の歴史的背景を反映した家具をラインナップ。出雲大社に象徴されるような日本の文化の一部を体現するアイテムが多く、特に木の優しさや温もりを感じられる商品群は、多くの人々に親しまれることでしょう。木製の椅子やテーブルは、使用することでその美しさと機能性を実感できる一品になるはずです。
IZUMOのアイテムラインナップ
IZUMO / チェア
この木製椅子は、日本の木造建築の特性を生かして設計されています。長い年月を経て人々に受け継がれてきた椅子の文化を踏まえ、心地良い座り心地を提供しつつ、伝統的なデザインが現代のインテリアにも調和します。
IZUMO / テーブル
テーブルは、自然な木目を強調した新しい材質が使用されており、空間に強い印象を与えます。天板には杉とオークを使い、独特の色合いと質感が魅力的です。このテーブルは、あらゆるインテリアにマッチし、使う人に特別な体験を提供します。
IZUMO / スツール
軽量設計でスタッキング可能なこのスツールは、シンプルな美しさと高い実用性を兼ね備えています。軽やかな曲げ加工が施された竹集成材の脚が特徴で、現代的な生活空間にぴったりなアイテムです。
喜多俊之氏について
喜多俊之氏は1969年から国際的なフィールドでデザイン活動を行っており、その作品は多くの著名な美術館に収蔵されています。特に日本の伝統工芸や地域産業の活性化にも尽力しており、新ブランド「IZUMO」の理念に深く関与しています。彼の指導の下、出雲の木の文化をリスペクトしつつ、現代的なデザインを融合させた製品が生まれたことは、その品質と魅力の何よりの証拠です。
展示会の概要
「IZUMO」は、国際見本市「LIVING&DESIGN2024」において初めてその姿を披露します。このイベントは、2024年の9月4日から6日まで、東京ビッグサイトにて行われる予定です。多くの来場者が見込まれるこの機会に、新しいブランドやデザインに触れることができる貴重なチャンスです。
これからの展望
「IZUMO」は、日本の木の文化を世界中に知らしめるため、これからも多様なプロダクトを展開していく予定です。その中で、国内外の市場に調和し、新たな価値を提供することを目指しています。出雲の伝統を背負った「IZUMO」の今後に、ますます注目が集まります。インテリアデザインの新しい潮流を感じるためにも、このブランドにご注目ください。