愛犬の健康を守る！シニア犬向けホームケア講座が全国開講

愛犬の健康を守る新しい取り組み

最近、犬を飼っている家庭では、愛犬がシニア犬になる年齢が増えてきました。実際、国内で飼われている犬の半数以上が7歳以上、つまりシニア犬に分類されています。これは、動物医療やペットフードの進化によって、犬たちが以前よりも長生きできるようになったからです。しかしながら、老化に伴い関節や筋肉の衰えが見られ、歩行困難になったり寝たきりになったりする犬が増加しています。そのため、愛犬の健康寿命を延ばすためのリハビリテーションのニーズは高まる一方です。

このような背景を受けて、シニア犬のためのホームケア講座「シニアドッグホームケア」が全国で開講されます。この講座は家庭で行える最先端のドッグエクササイズを学ぶことができ、愛犬の健康維持や生活の質（QOL）を向上させることが目的です。講師の山田りこさんは、アメリカの大学や国内での臨床現場での経験を基に、誰でも簡単に実践できるケア方法を丁寧に教えてくれます。

講座の内容と特徴

シニアドッグホームケア講座の構成

この講座は通信講座とセミナーの二つの形式で提供され、通信講座のみの受講も可能です。また、基礎的な内容をマスターした後には、上位コースとして「アドバンスコース」も用意されているので、さらに深く学習を進めることができます。

ベーシックコース通信講座

- 教材内容: テキスト、マニュアルブック、ワークシート、DVDなどが提供され、終了テストに合格すると、愛犬と受講者のお名前入りの「終了証」が発行されます。
- 受講費: 5,000円（税別）

ベーシックコースセミナー

- 科目内容: エクササイズ、マッサージ、プレイズタッチの3科目を用意。各科目はそれぞれ3時間で受講可能です。
- 受講費: 各科目10,000円（税別）

これらの講座・セミナーを受講することで、散歩や就寝前に愛犬とともに行えるリハビリケア方法を学び、日常の中に楽しみながら組み込むことができます。愛犬が元気に過ごせる時間を少しでも長くするために、飼い主ができることを学ぶことは非常に重要です。

講師の紹介

この講座の講師である山田りこさんは、犬のリハビリテーションの専門家であり、アメリカで学んだ経験をもとに、日本で初めてその技術を導入した権威です。現在は大学や専門学校、動物病院で指導を行い、メディアにも多く露出しています。山田さんの知見を基にした内容は、実践的かつ分かりやすく、愛犬を大切にするすべての方々にとって有益です。