Nコン初出場の感動
2025-01-20 13:26:08

専修大学松戸高等学校合唱部の初Nコン全国大会出場の軌跡

専修大学松戸高等学校合唱部の初Nコン全国大会出場の軌跡



専修大学松戸高等学校(以下、専松)の合唱部が、ついに夢の「NHK全国学校音楽コンクール(以下、Nコン)」に初出場し、銅賞を受賞しました。この快挙は簡単に達成できたものではなく、チームの苦闘と成長の証でもあります。

強い思いと共に歩んだ道


合唱部の部長、大西七花さんと副部長、古川ひば里さんは共に中学時代から合唱に取り組んできました。部活動に参加した理由は、初めての仮入部で「温かい雰囲気と楽しそうな活動」に魅了されたから。そして、彼女たちが経験した中学時代、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となる悲しみがありました。特に、先輩たちが夢見た最後の大会の中止を目の当たりにし、彼女たちは「先輩たちの思いを絶対に叶える!」という強い決意を持つようになったのです。

取り組みと成長の軌跡


高校に進学した彼女たちは、その決意と共に「全国大会出場」の目標を掲げました。昨年から制限がなくなり、チーム全員で歌うことが可能となった今、「全員でやり切る!」という意志を持って練習に臨みました。古川さんは「仲間との意識を統一するために、多くの話し合いをしました」と振り返ります。また自主的な練習も増え、ハーモニーを意識した「聴き合い練習」が導入されました。

彼女たちは週に5日練習し、合間の時間も有効活用しながら積極的に取り組みました。その結果迎えたNコンの関東甲信越大会。彼女たちが納得の成果を出し、全国大会出場を決めた瞬間は、感動の涙で溢れました。

背景にある信頼と情熱


顧問の松井理恵先生もこの過程で重要な役割を果たしました。異例の経歴を持つ松井先生は、元ソフトテニス部員ながら、音楽への情熱から音楽大学に進学。その経験から、専松合唱部の発展を支えてきました。今年の自由曲「Harukaze(春風)」の選曲も含め、部員に対する指導は、彼女たちの成長を促すものでした。

松井先生は、「この部員たちとともに歌える最後の舞台だと思い、感謝の気持ちを込めて歌いました」と大西さんが振り返るように、全国大会の舞台で彼女たちの思いがしっかりと表現されました。

次世代への希望


銅賞を受賞した後、松井先生は「生徒たちが多くの成長を遂げ、素晴らしい成果を手に入れたことを誇りに思います」と温かい声を送りました。古川さんは「次の代にも結果だけでなく、楽しむ姿勢を大切にしてほしい」と希望を寄せました。

専修大学松戸高等学校合唱部のNコンへの初出場は、ただの結果ではなく、仲間との絆や先輩から受け継がれた思い、そして自身たちの成長の積み重ねが生んだものなのです。この経験は、今後の彼女たちの音楽の道を切り開き、さらなる高みへと導いていくことでしょう。これからの彼女たちの活躍に期待が寄せられます。


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