沖縄の高校生を対象とした『Blue Future Project』
沖縄県では、美しいサンゴ礁に囲まれた環境を持つ一方で、高校生の多くがその海を実際に見たことがないという現実があります。それに対処するため、実践型環境教育プログラム『Blue Future Project』が2026年3月14日から15日にかけて実施されることが決定しました。
プログラムの目的
本プロジェクトの主な目的は、沖縄県内の高校生にサンゴ礁の海を体験させ、環境問題を自分のこととして考える機会を提供することにあります。多くの高校生が身近な自然環境を体験する機会がない中、実際に海に出て、自然の美しさや環境の大切さを実感することが重要です。
プログラム概要
このプログラムは、沖縄県内の高校生を対象としており、定員は40名と設定されています。参加費は5,000円で、渡嘉敷島への移動費、宿泊費、食費、さらには保険も含まれています。プログラム内容としては、以下のようなアクティビティが予定されています。
- - スノーケリング:美しいサンゴ礁に直接触れることができる絶好の機会です。
- - カヤック体験:海上での遊びを通じて、自然との一体感を感じることができます。
- - ビーチクリーン:環境保全の意義について考える実践的な活動です。
- - 環境学習:講師を招いて、環境問題についての知識を深めます。
- - ディスカッションワーク:参加者同士で意見を交換し、自分の言葉で環境問題を考えます。
プロジェクトの特徴
このプログラムは、ただの観察にとどまらず、実際にサンゴ礁の海を体験するというフィールドワークを重視しています。さらに、参加者が環境問題を学ぶことで、自分の言葉で語る力を育むことを目的としています。これにより、「自然を語れる若者」を育成し、地域や社会への意識を広げることを目指しています。
今後の展望
今後、2025年度には40名規模での実施を予定しており、2026年度以降も継続的に行う考えです。最終的には、1,000名規模の参加者を目指しています。そのため、現在はこのプロジェクトを支援してくれる企業や団体の協賛を募集しています。
お問い合わせ先
このプログラムに関する詳細は、一般社団法人マナティにて受付中です。メールアドレスは
[email protected]、担当者は金城です。公式サイト
こちらからも情報を確認できます。
本プロジェクトの資金の一部は「ゆめ基金助成活動」の協力を受けて実施されます。企業協賛の参加を募集中です。