社員の挑戦でつながる七大陸の山々
全国展開する創立54年の株式会社DACホールディングスは、社員がリレー形式で世界の七つの大陸の最高峰に挑む「セブンサミッツプロジェクト」を進行中です。このプロジェクトは、社員の挑戦心を喚起し、達成感を共有することを目的としています。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、2012年に会社の創立50周年を祝う一環として立ち上げられました。代表取締役社長の石川和則氏は、経営者としての役割に加え、冒険者としての経験も豊富です。北極点や南極点、エベレストのベースキャンプなど、数々の冒険を敢行し、社員にもその醍醐味を味わってほしいという強い想いからこのプロジェクトが始まりました。
挑戦者は社内公募により選出され、トレーニングを受けた後に山に挑戦します。これにより、個々の成長と共にチームワークも育まれています。
過去の実績
セブンサミッツプロジェクトは、これまでに第5弾までを成功させています。
- - 第1弾: 2012年8月26日に、アフリカ大陸のキリマンジャロ(5,895m)に女性社員6名が全員登頂。
- - 第2弾: 2013年2月3日、南アメリカ大陸のアコンカグア(6,959m)で男性社員3名が全員登頂。
- - 第3弾: 2014年6月23日、北アメリカ大陸のデナリ(6,194m)で石川社長が挑戦。
- - 第4弾: 2014年8月18日に、ヨーロッパのエルブルス(5,642m)に3名が全員登頂。
- - 第5弾: 2015年11月10日、オーストラリアのコジオスコ(2,228m)で10名が全員登頂。
今後の挑戦
残る挑戦として、第6弾の南極大陸のマウントビンソン(4,892m)と、第7弾の世界最高峰エベレスト(8,848m)があります。
マウントビンソンへの挑戦は2016年12月を予定しており、エベレストへの挑戦は2018年4月に計画されています。各山に対して3名ずつ選抜され、合格したメンバーが次の挑戦に挑みます。
著名なガイドと共に
プロジェクトの成功には、優れたガイドの存在が不可欠です。筑波大学の登山部出身で、テレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」で知られるイモトアヤコさんのエベレスト挑戦時にも携わった倉岡裕之氏や、世界初の犬ぞりによる南極大陸横断を成し遂げた舟津圭三氏などの著名な冒険家がガイドとして参加します。彼らの経験に支えられ、チームは安全かつ確実に高峰を目指します。
今後のトレーニングについて
挑戦者たちは現在、毎月1回のペースでトレーニングを行っています。トレーニングの内容は、多様な山を踏破するもので、これまで八ヶ岳や富士山など、標高や環境の異なる山々での経験を積んできました。
今後は、雪山や低酸素環境でのトレーニングも行う予定です。
会社情報
株式会社DACホールディングスは、東京都台東区に本社を構え、様々な広告事業を展開しています。プロジェクトを通じて社員の絆を深め、新たな挑戦を促進する会社の姿勢は、多くの他企業にも刺激を与えています。社員一人一人の努力が結集し、世界の最高峰を目指すこのプロジェクトの成功を、皆で見守りたいと思います。