映画『グルン We are Gurung』の公開について
GMO ENGINEが手掛けた新作映画『グルン We are Gurung』が、2024年11月30日(土)からユーロスペースにて公開されることが発表されました。この作品は、GMOインターネットグループの一部門として映像制作に取り組むGMO ENGINE株式会社のディレクター森野継偉が監督を務めています。
映画の背景
『グルン We are Gurung』は、2015年のネパール大地震を契機に、森野監督がグルン族の村を訪れたことから始まる壮大なプロジェクトです。そして、7年間にわたる彼の取材と映像制作の成果として完成したこの作品は、ネパールの美しい自然を背景に、グルン族の人々の日常生活を描いています。
映画では、特に18歳の少女ビスヌに焦点を当てています。彼女は村で伝統的な結婚の慣習に従っており、親が決めた相手との縁談を待つことになります。彼女の日々の生活や、家族や友人との関わりがじっくりと描かれ、婚礼の日が近づくにつれてビスヌの気持ちの変化も映し出されます。
グルン族の文化と美しさ
この作品は、単なるドキュメンタリー映像にとどまらず、観客にグルン族の独特な文化や彼らの美しさを実感させる力強いメッセージを持っています。森野監督は、自身の映像を通して「遠く離れた国で日々を精一杯生きる人々の姿を知ってほしい」と語っています。映画の上映を通じて、ネパールの人々とその文化に対する理解を深めることが期待されます。
上映連動プロジェクト「Bring Beauty to Gurung」
加えて、映画の公開に合わせて「Bring Beauty to Gurung」というプロジェクトも実施されます。この取り組みでは、未使用のコスメを劇場に持参した観客に対して、グルン族の女性たちにメイク体験を提供する機会を設けます。これにより、彼女たちに自分自身の美しさや可能性を感じてもらい、自信を持たせることを目的としています。また、参加者には映画に関連する写真もプレゼントされる特典があります。
劇場情報とチケット購入
『グルン We are Gurung』の上映は、ユーロスペースで行われます。上映時間は51分であり、前売り券は2024年10月25日(金)から購入可能です。当日券は劇場で直接購入することもできます。詳しい情報は、公式サイト
こちらを参照してください。
最後に
GMO ENGINEによるこの新作映画は、コミュニティとしての絆や共同体の力、自分自身を知り、他者とつながる大切さを教えてくれます。映画を観ることを通じて、ネパールのグルン族の人々の物語を知り、彼らの文化に触れる素晴らしい機会となることでしょう。ぜひ、お楽しみに。