拓殖大学名誉教授がVxTechに技術顧問に就任
東京都港区に本社を置くVxTech株式会社は、犯罪予防を目的としたAI防犯アプリ「SASENAI」の技術顧問に拓殖大学名誉教授の守山正氏が就任したことを発表しました。この就任は、犯罪学や刑事政策の研究者として知られる守山氏の広範な知識と経験を活かし、「SASENAI」の更なる発展を目指すものです。
技術顧問就任の経緯
守山正氏は、長年にわたり犯罪学や刑事政策の国際比較研究を行い、特に犯罪予防や地域安全に関する実践的なアプローチを提唱しています。彼の研究は多くの自治体や教育機関にも評価されており、VxTechとしてもデータに基づく犯罪予防や安全なまちづくりが今後の重要課題となる中、彼の知見が非常に価値のあるものになると期待しています。
SASENAIとは何か
「SASENAI」は、ウェアラブルデバイスやスマートフォン、防犯カメラと連携し、リアルタイムで映像やGPSデータを収集するアプリです。本アプリは過去の犯罪データや地理情報をもとに危険を自動で検知し、犯罪が発生する前にユーザーに対して危険回避アクションを提案します。また、ユーザーは地域安全に関する情報を互いにシェアできるプラットフォームを通じて安心して生活できるコミュニティ作りを支援します。
守山氏のコメント
守山氏は、1980年代末に環境犯罪学に出会い、犯罪の未然予防に力を入れてきた経緯を持っています。彼は「理論や実証調査が社会に活用されることが重要だ」と述べ、SASENAIの取り組みが自身の夢の実現であると語っています。現在、ICTやAIの技術を利用して犯罪予防の手法を強化する時代において、VxTechの技術顧問として新たな試みを進めることに感謝の意を示しました。
VxTechのビジョン
VxTechは、AIを活用した防犯アプリ「SASENAI」の開発を通じて、全ての人々が理不尽な犯罪やいじめ、冤罪に屈することのない安全な社会を目指しています。2023年に創業された同社は、技術の力を使って多様な社会的課題に取り組んでいます。今後、守山氏の知見を活かし、より質の高い安全な社会を実現するための新しいアプローチが期待されています。
今後の展開に目が離せません。市民の安全確保に向けたAI技術とデータ活用の可能性が広がる中、VxTechの活動が地域社会に与える影響に、一層の注目が集まっています。