ドローンスクールの運営を見直す業務提携～Drobyを活用した登録講習機関の効率化

今年、リーガライト行政書士法人とバウンダリ行政書士法人が強力な業務提携を結び、ドローンスクール向けのデータ管理システム「Droby（ドロビー）」を経由した新たな運用方法を発表しました。この取り組みは、登録講習機関が抱えるデータ管理や監査業務にかかる煩雑な手続きを大幅に軽減することが期待されています。

提携の背景と目的

ドローンスクールは毎年、外部監査を受ける必要があり、その準備には多大な時間と経費がかかっていました。講習の記録や受講生に関するデータ管理をはじめ、監査団体に提出するための資料の整理も求められ、これらはスクールの本来業務を圧迫する要因となっていました。

このような問題を解決するために、両法人は専門的な知識と能力を活かして、Drobyを活用した監査対応の効率化を進めることにしました。これにより、登録講習機関の運営者は、監査の準備を簡素化し、より本業に専念できるようになるのです。

Droby（ドロビー）について

リーガライト行政書士法人が提供するDrobyは、オンラインで受講生の管理、修了証明書の発行、講習記録などの日常業務を実行し、さらに監査に必要な資料を自動生成する機能を備えています。特に国土交通省の告示要件を満たしたe-ラーニング機能があり、これにより受講生の教育・演習もオンラインで行えます。

提携内容の詳細

提携された内容は、以下のポイントに集約されます。
1. Droby上での監査業務実施
バウンダリ行政書士法人はDrobyにログインし、監査に必要な資料の確認が可能となります。これにより、従来の資料受け渡し方法と比較して、作業の負担を大幅に軽くすることができます。

2. 監査現場の意見の即時提供
現在、監査を受けた登録講習機関数はゼロですが、実際の監査プロセスから得られた意見や知見をDrobyの機能改善に活かすことが目指されます。