高校生が食品ロス削減に挑む『スクールフードドライブ甲子園』を開催

食品ロス削減に向けた取り組み

「世界食料デー」にあたる10月16日（水）、山梨県南アルプス市にある山梨フードバンクセンターで、県内の高校生を対象とした「スクールフードドライブ甲子園」が開催されます。これは、食品ロス削減を目指す活動であり、地元の食料支援を必要としている世帯を支援することを目的としています。

食品ロスの現状と危機感

最近の物価高騰は厳しい生活を強いており、山梨フードバンクには食料支援を求める家族が増加の一途をたどっています。一方で、食品寄付は年々減少しており、フードバンクは冬休みに子どものいる約1000世帯への支援を計画していますが、現状では実施が困難になる恐れもあります。このような状況で、食品ロスを削減することが、地域の福祉や持続可能な発展に貢献するために重要な課題として浮上しています。

イベントの詳細

今回のイベントには、以下の山梨県内の高校が参加します：

- 山梨県立白根高校
- 甲府第一高校
- 山梨高校
- 巨摩高校
- 山梨英和中学校・高等学校

約40名の学生が参加し、各校からの「スクールフードドライブ宣言」が行われます。また、事前に制作されたオリジナルの動画視聴や、「フードバンクとぼく」という制作作品の贈呈も予定されています。さらに、山梨県立白根高校のチアリーダーによるパフォーマンスも披露される予定です。

参加する意義

高校生たちがこのイベントに参加することで、食料の大切さやフードドライブの重要性について周囲に広める機会が提供されます。特に、食品ロス削減月間である10月は、地域全体での寄付を呼びかける絶好の機会です。様々なボランティア活動を通じて、高校生たちが自らの手で地域を支える意識を育てていくことが期待されます。

地域の協力を

この取り組みは、認定NPO法人フードバンク山梨が中心となり、持続可能な地域づくりへとつながるものです。参加者たちが集まることで、食の重要性を再認識し、地域での支援活動をもっと大切にされるきっかけになると良いでしょう。

ぜひメディアの皆さんには、当日の様子を取材していただき、報道を通じてこの活動を広めていただければと思います。

アクセス＆お問い合わせ

- 所在地: 山梨フードバンクセンター
- 住所: 山梨県南アルプス市徳永1603-1
- 設立: 2008年10月19日
- お問い合わせ:

- 代表: 米山けい子
- 電話: 055-298-4844
- 担当: 高野（たかの）
- 携帯: 080-6618-5515
- メール: [email protected]
- ウェブサイト: fbyamana.fbmatch.net

このような取り組みを通じて、高校生が食品ロス削減に一歩踏み出すことに期待が高まります。地域全体での協力をもとに、多くの人々が参加し、食の大切さを共有できることを願ってやみません。