メディアアートとNY
2025-08-28 14:20:12

日本のメディアアートクリエイター、ニューヨークで活躍の新プログラム始動

ニューヨークの地でメディアアートを発信する新プログラム開始



日本のメディアアートシーンに新たな動きが訪れました。国内で優れた才能を持つアーティストやキュレーターの海外進出を支援する育成プログラム「WAN: Art & Tech Creators Global Network」が、2025年から2026年にわたる期間に、選ばれた4名のクリエイターをニューヨークに派遣することが決定しました。

このプログラムは、文化庁や独立行政法人日本芸術文化振興会の支援のもと、これらのクリエイターが海外のアートマーケットやフェスティバルにおいて実践的な経験を積むことを目的としています。

プログラムの概要



WANは、選ばれたクリエイターがニューヨークで様々な活動を行うことで、アートの展示や発表、現地でのネットワーキングを通じて、今後の海外での展開に必要な知識やスキルを身につけられるように設計されています。クリエイターたちは、現地でのアート関係者との交流を深め、国際的なプレゼンスを向上させることを目指します。

公式ウェブサイトもオープンし、各クリエイターのレポートや動画コンテンツが随時更新されていく予定です。このプラットフォームを通じて、日本のメディアアートの現状を世界に発信し、さらに多くのクリエイターの海外進出を可能にするための情報発信を行っていきます。

参加クリエイターの紹介



青木 竜太(AOKI Ryuta)


芸術監督兼社会彫刻家である青木氏は、アートと科学技術の融合を追求しています。彼はこれまでに数多くの展覧会でその作品を披露し、高く評価されています。彼がニューヨークでの活動を通じて、アジア発のアート&サイエンスのフェスティバルを実現することを目指しています。

宇佐美 奈緒(USAMI Nao)


宇佐美氏は映像作品を制作し、個人的な物語を追体験できるような体験を提案しています。彼女は「サイバーフェミニズム」をテーマにしたトークイベントを計画しており、現地での個展も予定しています。

木原 共(KIHARA Tomo)


メディアアーティスト兼ゲーム開発者の木原氏は、ゲームとアートが交差する領域で実験的な作品を制作しています。ニューヨーク滞在中は、現地作家へのインタビューを通じて、多様な視点を学ぶ計画です。

田中 みゆき(TANAKA Miyuki)


キュレーターである田中氏は、障害に対する視点を変えるプロジェクトを企画しています。現地の障害者コミュニティと関わりながら、取材を通じて得た成果を映像としてまとめることを目指しています。

今後の展望



本プログラムにより、参加するクリエイターたちは単に作品を発表するだけでなく、国際的なアートシーンに関連する人脈を築き、国際的なコラボレーションの可能性を秘めています。WANは、日本のメディアアートに新たな風を吹き込むことで、国際的な競争力を育成していくでしょう。

公式ウェブサイトでは、トークイベントや新しいクリエイターの募集情報なども随時発信されていくので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。アートとテクノロジーが交じり合う未来の構築に、期待が高まります。

ウェブサイト: WAN公式サイト
SNS: X, Instagram, Facebook, YouTubeにて最新情報を発信中!


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会社情報

会社名
公益財団法人画像情報教育振興協会
住所
東京都中央区築地1-12-22
電話番号
03-3535-3501

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