アクトビ、ユニフォームで理念を可視化する「PHILOSOWEAR®」の開始
企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する株式会社アクトビ(本社:大阪府大阪市)が、新たな事業「PHILOSOWEAR®(フィロソウェア)」を発表しました。この革新的なサービスは、企業の理念をユニフォームという形で可視化し、そのストーリーをNFT(ノンファンジブルトークン)で記録することで、企業文化を次の世代へと継承することを目指しています。2026年8月からの本格的な提供に向けて準備が進められています。
PHILOSOWEAR®のコンセプト
アクトビはこれまで、企業の思想や価値観をデザインやテクノロジーを通じてプロダクトやWebアプリケーションとして表現してきました。PHILOSOWEAR®は、その技術をユニフォームに応用したもので、企業のストーリーを社員が毎日身にまとうことで、理念の浸透を図ります。
1. ストーリーによる理念の言語化
PHILOSOWEAR®では企業の歴史や哲学をひとつの物語にまとめることで、社員全員がその企業の個性を語れるようにします。これにより、姿勢や目標がより理解しやすくなります。
2. ユニフォームによる理念の体現
ユニフォームに色や形、素材といったデザイン要素を通じて、企業の思想や価値観を具現化します。これらの要素は全て、企業特有の意味を持たせるための設計となっています。
3. NFTによる理念の継承
ユニフォームに込められた思想や設計背景を、NFTとして記録することで、社員やOB・OGがいつでもアクセスできる状態を実現します。これにより、理念が未来の世代へと受け継がれていくのです。
PHILOSOWEAR®の提供フロー
このサービスは約6ヶ月のプログラムを通じて進行し、以下の4つのフェーズで実施されます。
フェーズ1:思想の発掘
創業者から現場の社員まで、様々な階層にインタビューを行い企業の理念を探ります。ここで見えてくる企業特有の思想をデザインの基準として文書化します。
フェーズ2:思想の設計
発掘された物語を元に、ユニフォームの素材や形状、色などを決定します。すべての設計が企業の思想を表現するためのものであることが重要です。
フェーズ3:試作
設計図を基にサンプルを作成し、実際に着用して検証します。設計した思想が、将来の着心地や使い勝手にどのように伝わるかを確認します。
フェーズ4:製作と納品
最終的な仕様でユニフォームを製作し、NFTとして記録した思想を含めて納品します。これにより、経営理念が企業文化として定着することを目指します。
課題と背景
企業が掲げる理念が現場で止まってしまう要因は、多く存在します。理念を掲げるだけでは十分ではなく、それが社員の内面に浸透する必要があります。アクトビはその解決策としてPHILOSOWEAR®を提案し、社員の日常に存在するものとして理念をデザインします。
未来の展望と実績
PHILOSOWEAR®は既に2025年6月からテスト導入が行われ、いくつかの企業での実績を上げています。アクトビはこの取り組みを通じて、多様な企業への展開を考えており、理念が社会に流通する未来を見据えています。
代表者のメッセージ
株式会社アクトビの藤原良輔社長は、「理念は日々の判断や振る舞いに現れ、初めて意味を持つ。PHILOSOWEAR®を通じて企業の思想を身にまとうことで、社員が自分の仕事に対する認識を変えていくことが重要だ」とコメントしています。企業の理念をユニフォームという形で可視化する新しい可能性を、ぜひ体験してみてください。