SHIBAURA HOUSEの取り組み
東京・芝浦に位置するSHIBAURA HOUSEは、地域経済や社会に開かれたスペースであり、70年近い歴史を持つ企業の社屋としての役割を果たしています。この場所は、地元の人々が様々な価値観を共有し合うコミュニティの形成を目指しており、最近では廃棄物を出さない「ゼロ・ウェイスト」のスタイルを根付かせるため、クリエイティブなマーケットや地域資源の活用による循環型のライフスタイルの提案に努めています。
ノー・ウェイスト・チャレンジ
このプロジェクトは、大量の廃棄物問題を解決するために、デザインと創造力の力を借りるものです。デザインは人々の意識を高めたり、新たな製品の生み出し方を改革する力を持っています。今般、このチャレンジの募集期間が4月20日まで延長されることが発表され、デザイナーや起業家による革新的なアイディアの応募を呼びかけています。
● 公募の詳細
- - 募集期間:2021年1月12日~4月20日
- - 応募方法:WDCD Tokyoの特設サイトから必要書類を提出
世界中のクリエイティブ・コミュニティからのメッセージもあり、特に日本からはアトリエ・ワンの建築家、塚本由晴さんによるデザインの可能性についてのインタビューも公開されています。こうした取り組みが、廃棄物削減だけでなく新たな価値の創出につながることを期待しています。
Kiji arita Exhibition
SHIBAURA HOUSEで特別展示が行われる「kiji arita」は、有田焼の陶器について新たな視点での価値を提案するプロジェクトです。素焼き状の陶器が見捨てられがちな中、それにデザインの要素を加え、循環的な使用を促進することを目的としています。
kiji aritaの概要
「Kiji」とは、有田焼における絵付けや釉薬の施される前の形状を指します。手作業による製造プロセスが特徴の有田焼ですが、近年市場からの需要が減少し、倉庫に放置される形状も少なくありません。kiji aritaでは、こうした「キジ」の形状を再解釈し、新しい活用法を模索することで、循環させていくという新たな視点を提供しています。
展示の見どころ
今回の特別展示では、60種類の形状が展示され、各形状はデザインされた年や背景が紹介されます。戦後から現代までの有田焼の歴史を感じながら、日本の食文化がもたらした多様な形を楽しむことができます。また、展示品は特定期間中のみ購入可能ですが、詳細は会場スタッフにお尋ねください。
開催概要
- - 展示期間:4月1日~10日
- - 開場時間:11:00~16:00(3日、4日は休館)
- - 会場:SHIBAURA HOUSE 1F(東京都港区芝浦)
SHIBAURA HOUSEは、こうした取り組みを通じて、クリエイティブな力を駆使しつつ、持続可能な社会をつくるための活動を積極的に進めています。この機会に、多くの方々が参加し、新たな視点と思考を共有できることを期待しています。