VRで下肢切断のリスクを疑似体験!糖尿病患者の足を守る「Steplife VR」
株式会社セカンドハートは、糖尿病による下肢切断のリスクをVRで疑似体験できるサービス「Steplife VR」をリリースしました。世界で増加する糖尿病患者、特に末梢神経障害による下肢切断のリスクは深刻です。セカンドハートは、VR技術を活用することで、糖尿病患者の足の状態が悪化し、下肢切断に至る可能性を疑似体験できる環境を提供します。
「Steplife VR」は、最新のVR技術を搭載したヘッドマウントディスプレイを装着することで、末梢神経障害を患った自身の未来を疑似体験できます。患者の視点で、早期発見や処置を行わなかった場合と、適切なケアを行った場合の未来を体感することで、糖尿病の予防や早期治療の重要性を認識することができます。
糖尿病患者のための総合的なサポート
セカンドハートは、VRサービスだけでなく、糖尿病患者の足の状態を管理するためのスマートフォンアプリ「Steplife」も提供しています。「Steplife」では、糖尿病患者が自身の足の画像を撮影・記録することで、状態を継続的に観察できます。また、アップロードされた画像データやテキスト情報は、担当医が診療に活用することで、より効率的な経過観察を可能にします。
「Steplife VR」は、「Steplife」の利用に至る段階から、糖尿病患者に末梢神経障害の危険性を知ってもらうための教育用VRコンテンツとして位置付けられています。VR体験を通して、患者自身が早期のフットケアの重要性を認識し、健康的な生活を送るための第一歩を踏み出すことが期待されています。
セカンドハートのビジョン
セカンドハートは、「自分の足で社会参加を続けられる未来をつくる」というビジョンのもと、糖尿病合併症の重症化予防に関するソリューションを提供しています。「Steplife VR」や「Steplife」など、革新的なサービスや製品を通じて、糖尿病患者が下肢切断に至る事例を減らし、健やかな生活を送れるようにサポートしていきます。