アサヒグループ初の酵母由来ミルク『LIKE MILK』が登場！

アサヒグループ独自の酵母による新しいミルク『LIKE MILK』

最近、アサヒグループジャパンが発表した新商品『LIKE MILK（ライクミルク）』が注目を集めています。この製品は、日本初となる酵母由来の非動物性ミルクで、アレルギーをお持ちの方やエシカルな選択を求める人々に配慮して開発されました。

商品の特長：自然な甘さと多様な活用方法

『LIKE MILK』は、アレルギー特定原材料を使用せず、自然な甘みを感じるまろやかな味わいが特長です。牛乳や豆乳と比較して、豊富に含まれる食物繊維や亜鉛は注目に値します。また、同程度のタンパク質とカルシウムを摂取できながら、脂質は38%も低減されているため、ヘルシー志向の方にも嬉しい選択肢となっています。

このミルクは、そのまま飲むだけでなく、料理やお菓子作り、さらにはコーヒーや紅茶に加えるなど、日常のさまざまな場面で牛乳の代わりに利用できます。

開発の背景：フードダイバーシティを目指して

アサヒグループは、2023年7月に新たな価値を創造するプログラムを開始し、食物アレルギーに対する社会的課題に着目しました。インタビューを通じて、乳や卵のアレルギーを持つ家庭が抱える苦労を理解し、それを解決するための製品を開発することを決定しました。

アサヒの強みである酵母技術に基づき、社内の専門チームは、酵母を使って乳化力を高め、独特の風味を排除する技術を確立しました。その結果、アレルギーに配慮しつつも美味しさを追求した『LIKE MILK』が誕生しました。

商品名の由来：牛乳と同じように使える

『LIKE MILK』という名称には、「まるでミルクのような」という意味が込められています。日常生活において、牛乳の代わりとして自然に使えることを願っています。また、味わってくれる人々に「好き(LIKE)」になってもらいたいとの思いも表現されています。

今後の展開とビジョン

アサヒグループジャパンは、Future Creation Headquartersを設立し、新たな事業の開拓やAI技術の活用にも取り組んでいます。介護事業や宇宙ビジネスへの投資など、多岐にわたる事業でシナジーを生み出しています。『LIKE MILK』の発売により、誰もが自由に食を楽しめる社会「フードダイバーシティ」を実現するため、さらなる挑戦が続くでしょう。