バーチャル高校野球大賞
2015-07-24 12:56:12

朝日放送『バーチャル高校野球』がソーシャルテレビ・アワード2015大賞を受賞

朝日放送『バーチャル高校野球』が輝く



今年、名誉ある「ソーシャルテレビ・アワード2015」の大賞が、朝日放送の『バーチャル高校野球』に手渡されました。このアワードは、テレビ番組とソーシャルメディアとの新たな連携を評価するもので、今回の発表は東京・六本木のカンファレンス「Digital Marketing Week 2015」の一環として行われました。

ソーシャルテレビ・アワードについて


このアワードは、ソーシャルメディアの活用において先進的な取り組みを行ったテレビ番組を表彰するものです。2014年6月から2015年5月までに放送された番組の中から優れた事例を選定しています。視聴者がますます多様化したメディアを利用して番組を楽しむ時代において、テレビ側の新たなビジネスモデルや視聴者とのつながりを強化することが、その目的とされています。

『バーチャル高校野球』の魅力


『バーチャル高校野球』は、朝日放送が昨年から開始した高校野球のポータルサイトです。このサイトでは、夏の甲子園大会の放送と連動し、視聴者は自分の好きな観点から試合を楽しむことができます。具体的には、中継映像、投手中心、打者中心、センターカメラの4つのアングルから選択することができるのです。

さらに、大きな特徴として「ハイライトジェネレーター」が挙げられます。この機能を利用することで、視聴者は試合後に見たいシーンを短く切り取ってSNSなどで手軽にシェアできるようになっています。これにより、高校野球の魅力が多くの人々に広まる仕組みが作り上げられました。

大賞受賞の理由


『バーチャル高校野球』が大賞を受賞した理由は、テレビとソーシャルメディアの巧妙な連携によって「高校野球」の話題を広めやすくしたことです。プロジェクトリーダーの中村大輔氏は、「多くの人に見てもらう」という目的を持ち、マルチデバイスでの配信を実現することで、視聴者からの支持を得ることを目指しました。

その結果、今やこのポータルサイトは1000万人以上のユニークユーザーを持ち、6500万PVを記録しています。このような成功をもたらしたのは、情熱をもって高校野球を宣伝したいという思いです。

他の受賞番組


「ソーシャルテレビ・アワード2015」には、他にも数多くの優れた番組が受賞しています。

  • - 日経デジタルマーケティング賞:日本テレビの『金曜ロードSHOW!』は、独自開発したシステム「JoinTV」を取り入れ、会員制サイトを通じて視聴者とのつながりを強化しました。
  • - 日経エンタテインメント!賞:TBSテレビの『ごめんね青春!』では、主演の満島ひかりがSNSを活用してドラマの楽しさをSNSで発信。
  • - 特別賞:フジテレビの『マジック新世紀セロ 生放送SP』は、生放送の中で視聴者と一緒にマジックを楽しむ新しいスタイルを打ち出しました。

まとめ


『バーチャル高校野球』の受賞は、テレビとデジタルメディアの融合が新たな視聴体験を生む可能性を示しています。今後も、朝日放送はこの流れを大切にしつつ、高校野球のさらなる発展を目指して様々な取り組みを続けていくことでしょう。これからの展開に期待が高まります。

会社情報

会社名
株式会社日経BP
住所
東京都港区白金1丁目17番3号NBFプラチナタワー
電話番号
03-6811-8000

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