イベント参加の新たなカタチ
デジタルエクスペリエンス株式会社が提供するイベントDXプラットフォーム「EXPOLINE」と、Sansan株式会社の名刺アプリ「Eight」が連携を開始しました。この連携により、イベント参加者は新たな登録機能を利用することができ、主催者はより信頼性の高い参加者情報を得ることができるようになります。
参加登録の課題とその解決策
多くのイベント主催者にとって、参加登録率の向上は常に重要な課題であり、それに伴う正確な参加者情報の取得は避けて通れない問題です。従来の登録方法では、入力の手間から参加者が離脱することが多く、また誤った情報の入力も頻繁に発生しています。
この連携は、Eightの「デジタル名刺」を活用することで、登録手続きを大幅に簡素化します。参加者は簡単かつスマートな登録体験を享受でき、主催者はデータの信頼性を高めることができます。これにより、イベント全体の価値も向上します。
具体的な提供価値
1.
スマートな登録体験
参加者はEightアカウントとの連携や、名刺撮影による情報の自動入力が可能になり、手間を省くことで登録時の離脱を減少させます。
2.
正確な名刺情報の取得
ユーザーがビジネスで使用する名刺を元にした情報を活用するため、高精度で鮮度の高い参加者データを簡単に取得できます。
3.
付加価値の高い企業データ
Eightが保有する業種や従業員数などの企業データと統合することで、営業活動や与信判断に役立つ価値あるデータを得ることができます。
連携によって得られる新機能
EXPOLINEを利用してイベント申込サイトを構築することで、Eightのアカウント情報を活用した簡単なプロフィール登録が可能となります。
Eightユーザーへの利便性
Eightのアカウントでログインした参加者は、自動的にプロフィール情報が申込フォームに反映され、手入力する手間が省かれます。これにより、簡単に申込を完了することができます。
非ユーザーの便利さ
Eightを初めて利用する人でも、OCR技術を利用して名刺をスマートフォンで撮影するだけで、そこに記載されている情報が正確にデータ化されて申込フォームに反映されます。これにより、名刺情報の入力も手軽になります。
EightとSansanの役割
Eightはビジネスのための名刺アプリとして、出会いの価値を最大限に引き出すことを目指しています。2012年から提供され、400万人以上が利用する人気のアプリです。Eightを利用することで、デジタル名刺の交換が簡単になり、昇進や転職などの情報が自動的に更新されるため、関係者の近況も把握しやすくなります。
一方、Sansan株式会社は「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションのもと、 DX(デジタルトランスフォーメーション)サービスを幅広く提供している企業です。ビジネスデータベースや名刺アプリの他、経理DXサービスやAI契約データベースも展開しています。
EXPOLINEの特徴
EXPOLINEは、リアル、オンライン、ハイブリッドなど、さまざまな開催形式に対応可能なイベントDXプラットフォームです。参加登録フォームの作成、マイページの発行、当日の受付管理、会期後のデータ活用まで、イベント運営に必要な機能をトータルで提供しています。主催者のニーズに応じたセミオーダーメイド形式でのシステム構築が可能なのが特長です。
結論
今回のEXPOLINEとEightの連携により、イベント参加の手続きが一層スムーズになります。主催者はより質の高い参加者情報を得られ、参加者はストレスなくイベントに参加できるようになるでしょう。今後のビジネスイベントにおいて、このようなデジタルソリューションの価値はますます高まっていくことでしょう。これからの全てのビジネスシーンで、出会いの質を高めるためのツールとして、EightとEXPOLINEは重要な役目を果たすでしょう。