ユニクロとスウェーデンスキー連盟との新たな契約延長について
ユニクロは、スウェーデンスキー連盟とスウェーデンカーリング協会とのパートナーシップ契約を延長し、2026年に開催されるFISフリースタイルスキーワールドカップおよび軽井沢国際カーリング大会での支援を発表しました。この取り組みは、未来のアスリートを育成する「ユニクロドリームプロジェクト」にもつながり、冬のスポーツの発展を目指しています。
スウェーデンスキー連盟との5年の道のり
2021年から始まったスウェーデンスキー連盟との契約が、今年で5年目を迎えます。このパートナーシップを通じて、ユニクロはスウェーデンのモーグル選手団に対し、競技やトレーニング、移動に適したLifeWearを提供しています。選手は、2025年にフィンランドで行われるモーグルワールドカップで、ユニクロのウェアを初めて着用することが決まっています。
選手団の声
スウェーデン代表モーグル選手団のウォルター・ウォルバーグ選手は「今年もユニクロと新しいウェアを作っており、昨年のモデルに満足してましたが、今回はさらに進化したデザインです。このウェアはワールドカップやオリンピックでも着用するため、私たちのパフォーマンスを発揮できる自信があります」と語っています。
スウェーデンカーリング協会との関係強化
ユニクロはまた、2022年冬季大会でのスウェーデン代表の輝かしいパフォーマンスを受け、カーリング協会との関係を強化しています。男子は金メダル、女子は銅メダル、混合ダブルスでも銀メダルを獲得し、この成果が高く評価されて、再びウェアの提供をすることになりました。
カーリングスウェーデン代表選手団の二クラス・エディン選手は、「今シーズンもユニクロと共にプレーできることを嬉しく思います。新しいウェアは機能性とデザイン性が進化していますので、オリンピックに向けて万全の準備を進めています」とコメントしています。
次世代アスリート育成「ユニクロドリームプロジェクト」
ユニクロは、FISフリースタイルスキーワールドカップにおいて次世代育成パートナーとしての役割を担い、地元の小・中学生を対象としたイベントを開催します。このイベントでは、世界のトップ選手と直接触れ合える貴重な機会を通じて、スポーツの魅力を伝え、未来のアスリートを育成することを目指します。
軽井沢国際カーリングでの育成支援
さらに、軽井沢国際カーリングでも「ジュニアカーリングクリニック」を開催する計画です。今年は特に多くの子どもたちにカーリングの楽しさを体験してもらえる機会を増やすため、「未経験者枠」を新設し、スウェーデン代表チームとの国際交流も行います。
ユニクロの目指す未来のスポーツとの関わり
株式会社ファーストリテイリンググループの柳井康治上席執行役員は「ユニクロはスポーツを通じて子どもたちの夢を育み、未来のアスリートが世界へ羽ばたく手助けを行っています。スウェーデンチームとのパートナーシップを通じて、ウェアの提供以上に子どもたちがスポーツと出会う機会を提供していきたいと考えています」と述べています。
スウェーデンスキー連盟について
スウェーデンスキー連盟は1908年に設立され、現在約14万6,000人が加盟するスウェーデン国内最大かつ最も歴史のあるスポーツ連盟です。ウィンタースポーツを通じて、多くの人々に雪上での楽しさを伝える活動を行っています。
公式サイトは
こちら。
FISフリースタイルスキーワールドカップ2026富山なんとか大会について
この大会は2026年2月28日から3月1日まで富山県南砺市のたいらスキー場で開催されます。世界中のトップ選手たちが参加し、男女モーグルの種目が争われます。
まとめ
ユニクロの取り組みは、単なるスポーツウェアの提供に留まらず、将来のアスリート育成と冬のスポーツ文化の振興に寄与しています。次世代の選手たちが互いに高め合い、夢を実現できるような環境の構築に期待が寄せられます。