新規事業を共に創造する!
岐阜県岐阜市に本社を構える株式会社十六銀行と、NOBUNAGAキャピタルビレッジ株式会社、さらに東京都文京区を本拠地とする株式会社eiiconが、地域企業支援事業「AUBA新事業創出支援」を共同で開始することが発表されました。この提携は、変化が激しい現代ビジネス環境において、企業が生き残り、さらなる成長を実現するための重要なステップとなるでしょう。
目的と背景
現在の経済は、技術革新や市場の変化に直面しています。こうした時代には、企業は「自前主義から脱却」しなければ、存続が難しくなります。特に地域企業においては、新規事業の立ち上げやオープンイノベーションが求められています。十六銀行はこれまで地域企業に密着した支援を行い、累計登録32,000社の企業を持つ「AUBA」を活用し、数々の共創プロジェクトを支援してきました。
今回の提携によって、オープンイノベーションを適用しながら新規事業を推進し、地域産業の活性化を目指しています。企業が持つ技術やノウハウを活かし、外部との連携を積極的に取り入れることで、より良い結果を生み出すことを目指しています。
サポート内容
AUBA新事業創出支援では、以下のサポートを提供することが主な内容となります。
1.
事業方針策定支援
企業が目指す方向性や現在の不足点を明確にし、戦略的な事業方針を策定するお手伝いをします。
2.
パートナー探索・マッチング
「AUBA」が提供するネットワークを利用し、事業提携先を見つけられるようマッチングします。
3.
進捗管理・サポート
事業化に向けた進捗状況を管理し、共創状況を可視化することで、各企業の取り組みをサポートします。
期待される効果
この共同事業によって地域企業は、個別の支援を受けながら新たなビジネスを育むことが可能となります。新規事業が年間に一つ実現することを目標に、具体的な事業化の道を描いていきます。これは、地域の活性化や経済の発展にも寄与する重要なプロジェクトとなります。
コメント
eiiconの中村亜由子社長は、「新規事業創出は簡単なことではないが、オープンイノベーションを通じて新たな価値を生み出す技術を持った企業が増えることを期待しています」と述べました。また、十六銀行の強みとともに地域企業と向き合い、新たな成功を目指す姿勢に期待が高まります。
今回の取り組みを通じて、岐阜県と愛知県を中心に、地域の製造業や一次産業がさらに発展し、日本全体の競争力向上につながることを願っています。地域に根ざした企業の活性化こそが、持続可能な経済の鍵となるでしょう。AUBAを活用したこの新事業創出の取り組みが、地域の経済を活かす力強い一手となることを期待してやみません。
利用希望者や興味のある企業は、ぜひこの新たな支援プログラムに参加を検討してみてはいかがでしょうか。