PetVoiceの資金調達
2021-07-14 15:22:57
ペットの健康を見守る新サービス「PetVoice」がシードラウンドで資金調達
PetVoiceが目指すペット健康管理の未来
ペットオーナーの皆さん、愛するペットの健康を守りたいと思いながらも、病気の早期発見には苦労しているのではないでしょうか。そんな時代に、株式会社PetVoiceが提供する新たな健康管理デバイスが注目を集めています。今回、同社はシードラウンドで6,000万円の資金を調達し、さらなるサービス改善と動物病院との連携強化を図ると発表しました。
背景にあるペット健康の現状
ペットの健康問題が深刻になっている中、獣医師団体による調査結果が示す通り、愛犬愛猫の急病によって気付いた時には手遅れになってしまうケースが多いことが明らかにされています。調査結果によれば、亡くなったペットの8割が病気の発見から1年以内で亡くなるという衝撃のデータが出ています。そのため、早期発見や病院への迅速な受診が不可欠であることが、ますます意識されています。
PetVoiceは、こうした問題に対してテクノロジーの力を活用し、オーナーと獣医師の距離を縮めることを目指しています。
PetVoiceの革新的デバイスとは?
PetVoiceのデバイスは、ペットの日常的な健康状態をモニタリングするために設計されています。具体的には、犬や猫に装着されたデバイスを通じて、食事や水の摂取量、トイレの回数、活動量、さらには直腸温度の推定値まで確認できます。データは専用のアプリを通じて提供され、オーナーはリアルタイムでペットの健康状態を把握できるのです。
さらに、体調に異変が見られた際には、アプリを通じて獣医師へのオンライン相談や動物病院への来院予約が可能です。この仕組みにより、ペットの異変にすぐに気付き、迅速な対応を取ることができるようになっています。
投資家たちの期待
今回の資金調達に関して、注目されるのは投資家たちのコメントです。フューチャーベンチャーキャピタル株式会社の中澤篤氏は、PetVoiceの取り組みについて「ペットと人間の共生を考える上で、テクノロジーが重要な役割を果たす」と期待を寄せています。また、元横須賀市長の吉田雄人氏は、PetVoice社が動物を取り巻く社会問題に真正面から取り組むことを願っています。
未来に向けた展望
PetVoiceは今後、さらなるサービスの向上と、全国の動物病院との連携を進め、ペットオーナーの皆様により安心で快適な生活を提供する所存です。ペットとの日々が、より幸せなものになるように、常に進化を続けていくでしょう。新しい技術によってもたらされる安心感は、ペットとオーナーの絆を一層深めるものとなるはずです。
これからの時代、ペットの健康管理はPetVoiceのような革新的なサービスによって、より身近で意義のあるものへと変わっていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社PetVoice
- 住所
- 東京都中央区京橋2-7-8 FPG LINKS KYOBASHI 4F
- 電話番号
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