デジタルデータソリューション、新社外監査役の就任とガバナンスの強化
デジタルデータソリューション株式会社が、2024年11月29日付で社外監査役として吉村孝郎氏と上田円氏を迎え入れました。この決定に伴い、同社は監査役会設置会社へと移行しました。新たな体制のもと、企業のガバナンス及びコンプライアンスの向上に向けた取り組みを強化していく意向を示しています。
デジタルデータソリューションは、創業以来「困った人を助け、困った人を生み出さず、世界中のデータトラブルを解決」という理念のもと、データ関連の三つのサービスを展開しています。具体的には、データリカバリー事業、フォレンジクス事業、そしてサイバーセキュリティ事業です。これらの事業は、国内市場での圧倒的な実績を誇り、特にデータリカバリー分野においては売上No.1を誇る会社です。
新たに就任した社外監査役のご紹介
吉村孝郎氏
吉村氏は、1984年に有限責任監査法人トーマツに所属し、10年間の経験の後、2010年にはデロイトトーマツベンチャーサポートの代表取締役社長を務めました。現在は公認会計士として、自らの事務所を運営しながら、多くの企業での監査業務を行っています。
上田円氏
上田氏は慶應義塾大学法学部を卒業後、2004年からTMI総合法律事務所にて弁護士としてのキャリアを積み、2016年からパートナー弁護士として活動しています。彼女の法的な知識と経験は、デジタルデータソリューションのガバナンス強化に大きく寄与すると期待されています。
企業理念の実現に向けた取り組み
デジタルデータソリューションは、国内外で49万件以上のデータインシデントに対応しており、常に安定したサービスを提供しています。データリカバリーやサイバーセキュリティの分野では業界をリードしており、特に犯罪捜査においてはホワイトハッカーの専門知識を活かしています。これにより、中小企業や個人の情報資産を守るだけでなく、大企業や官公庁においても信頼性の高い通信監視を提供しています。
今後の展望
新たに就任した吉村氏と上田氏は、デジタルデータソリューションの取締役会に参加し、コンプライアンスとガバナンスの強化を図ることによって、企業の経営基盤を一層強化していく計画です。これにより、企業としての成長を目指し、「世界中のデータトラブルを解決する」という理念の実現に向けた努力を続ける職場環境を整える考えです。
デジタルデータソリューションは、強固な経営基盤をもとに、今後も一層の企業価値向上に向けて邁進していくことでしょう。この新しい体制がもたらす変化に、今後も注目が集まります。