ラップ式トイレ「ラップポン・オーブ」に三ツ星栄誉
日本セイフティー株式会社の「ラップポン・オーブ自動ラップ(S)」が、福祉用具プランナー研究ネットワークが主催する「プラネット福祉用具アワード2025」で三ツ星、すなわち最高賞を受賞しました。この受賞は、5年ぶりであり、4つ目の製品が名誉ある評価を得ることとなりました。
プラネット福祉用具アワードとは
「プラネット福祉用具アワード」は、福祉用具プランナー研究ネットワーク(PLANNET)主導で、優れた福祉用具の開発と生産を促進することを目的として設立されました。このアワードでは、国内外の製造業者が発表した福祉用具の中から、会員の投票により優秀な製品を選定し、受賞を決定します。また、このイベントは、福祉用具の性能や品質、安全性を高め、利用者の生活の質向上に寄与することを狙いとしています。
アワード2025の結果
第9回目となる「プラネット福祉用具アワード2025」では、18製品がノミネートされ、7製品が受賞しました。今年は同ネットワークの創立10周年記念として、福祉用具プランナー資格者も投票に参加し、その結果、5年ぶりに三ツ星製品が誕生しました。
製品に対する評価
「ラップポン・オーブ自動ラップ(S)」に寄せられた審査員のコメントによると、以下のような評価ポイントが挙げられています:
- - 革新性:自動ラップにより10万円以下という価格設定で、これは業界で高く評価されている点です。
- - 普及力:デザインや機能の優れた点があるため、広く普及が見込まれます。
- - 支援力:現場のニーズに応える製品であると期待されていることが強調されました。
「ラップポン・オーブ」の特長
この製品は、水を必要とせず、家庭内のどこでも使用できるのが大きな特長です。特に、排泄物の扱いに関するできるだけの手間を省くことができ、介護現場での利用をサポートします。1回毎に密封する自動ラップ機構により、臭いも非常に抑えられ、また衛生的な利用が可能となるのです。
環境への配慮
近年、自然災害などの影響から水を使えない状況が増えていますが、この製品はそのような環境下でも衛生的に使用できるため、特に防災の観点からも注目されています。排泄物による精神的負担を軽減し、家族や介護士の業務を軽減することが期待されています。
利用者への配慮
また、自尊心を重視し、自分の排泄物を見られたくないというニーズにも応える設計になっています。利用者の自主性を高め、自立支援にも寄与する製品としての役割が強調されています。
結論
日本セイフティーの「ラップポン・オーブ自動ラップ(S)」は、その斬新なアイデアと実用性から福祉の現場だけでなく、多様なシーンでの利用が期待されています。これからもこのような革新製品が福祉用具市場において評価され、さらなる成長を遂げることを心から願っています。
詳細な情報については、
日本セイフティーの公式ウェブサイトをご覧ください。