パナソニックが新たに発売する温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」RTシリーズ
2025年2月19日、パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社は、お客様一人ひとりのニーズに応じた洗浄感を提供する新しい温水洗浄便座「ビューティ・トワレ」RTシリーズの発売を発表しました。この製品は、特にコロナ禍以降の衛生意識の高まりを受けて、温水洗浄便座への関心が高まっている日本市場に向けられています。
温水洗浄便座の現在の市場背景
日本の家庭には、温水洗浄便座が広く普及しています。それに伴い、生活スタイルが多様化し、トイレ空間の快適性に対するニーズも増加しています。最近の調査によると、多くの方が「おしり洗浄の使用感」を重視しているにも関わらず、購入後に満足していないという結果が明らかになりました。
このギャップを埋めるため、パナソニックは「洗い心地」と「洗浄の強さ」に着目し、新製品の開発に取り組みました。
新しい洗浄モードの特徴
新たに搭載されたのは、「ソフト」「バブル」「パワービート」の3つの洗浄モードです。このモードは、感性工学に基づいて開発した新しいノズル構造によって実現されました。関西学院大学の長田教授と共に、これらの洗浄感を検証する産学連携プロジェクトを通じて洗浄モードの効果が確認されています。
これにより、ユーザーは自分の好みに応じた洗浄感が選べるようになり、パナソニックの従来製品に比べて「洗い心地がやさしい」「癒され感がある」と感じられる結果が得られました。実際に、この新製品の洗浄力は従来品の約1.2倍、さらにソフトな水流は約1.5倍の力を持っており、業界トップクラスの強弱幅を実現しています。
静音設計と省エネへの配慮
加えて、「ビューティ・トワレ」は業界初の可変水流技術を搭載しており、動作音や振動を低減。快適で静かなトイレ環境を提供します。また、生活スケジュールに応じて電気使用量を最適化する「スマート暖房便座」が搭載され、特に最近の電気料金高騰に対して省エネ対応を可能にしています。
環境への配慮とコスト削減
パナソニックは、部品点数の削減や環境配慮材料の使用により、製品コストを低減しました。このアプローチにより、消費者がより求めやすい価格で提供されることになります。新しい「ビューティ・トワレ」は、トイレ環境を快適で清潔に保つことを追求しながら、ユーザーの「おしり洗浄の使用感」に対する不満を軽減します。
今後の展望
今後もパナソニックは、くらしを豊かにする質の高い空間の提案と、環境への配慮を重視した事業活動を続けていく方針です。「くらしの『ずっと』をつくる。“Green Housing”」というスローガンのもと、持続可能な未来を見据えた技術革新を進めていきます。
お問い合わせ
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