世界基準の選手育成が実現するための挑戦
公益財団法人日本サッカー協会(JFA)とアディダスジャパンによる「育成年代応援プロジェクト JFA アディダス DREAM ROAD」は、若手選手へ世界基準の育成環境を提供するために設立されました。このプロジェクトを通じて、将来的に日本サッカー界の中心となる選手が育成されることを目指しています。
プロジェクトの目的
「育成年代応援プロジェクト」は、選手が若い頃からハイレベルな環境で経験を積むことで、技術や戦術眼を磨き、さらには国際的な舞台で通用する力を養うことを目的としています。このプロジェクトの第一歩として、FCバイエルン・ミュンヘンやレアル・ソシエダなど、名門チームへの短期留学が行われます。
2023年度のプログラムスケジュール
- - FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ):2023年11月26日~12月10日(6名)
- - レアル・ソシエダ(スペイン):2023年11月20日~12月03日(4名)
- - フルハム(イングランド):2024年2月4日~2月19日(5名)
- - レアル・ソシエダ(再度):2024年3月17日~4月2日(4名)
2024年度のプログラム予定
- - リバープレート(アルゼンチン):2024年9月15日~9月30日(4名)
- - ロサンゼルス・ギャラクシー(アメリカ):2024年10月20日~11月4日(4名)
FCバイエルン・ミュンヘンへの参加選手
今回、FCバイエルン・ミュンヘンでの短期留学に参加する選手たちは、以下の4名です。
1. 永添 功樹(ナガソエ コウキ)
- - 所属:セレッソ大阪U-15
- - ポジション:FW
- - 生年月日:2009年4月2日
- - 身長/体重:170cm / 65kg
- - 学年:中学3年
- - コメント:自分の最大限の実力を出して戦い、上手くなりたい。
2. 今村 涼弥(イマムラ リョウヤ)
- - 所属:横浜F・マリノスジュニアユース
- - ポジション:LSH
- - 生年月日:2009年6月18日
- - 身長/体重:164cm / 60kg
- - 学年:中学3年
- - コメント:貴重な機会を活かし、持っている力を発揮したい。
3. 多田 蒼生(タダ アオイ)
- - 所属:北海道コンサドーレ札幌U-18
- - ポジション:FW
- - 生年月日:2008年12月25日
- - 身長/体重:179cm / 70kg
- - 学年:高校1年
- - コメント:海外の選手とプレーする機会を大切にし、成長につなげたい。
4. 四日 裕歩(ヨッカ ヒロム)
- - 所属:横浜FCユース
- - ポジション:FW / MF
- - 生年月日:2008年6月26日
- - 身長/体重:167cm / 58kg
- - 学年:高校1年
- - コメント:FCバイエルン・ミュンヘンで多くを吸収し、自身の成長に繋げたい。
JFAユース育成ダイレクターからのメッセージ
育成年代の選手が世界基準の環境で成長する姿を期待する背景には、JFAの城 和憲ダイレクターの思いがあります。彼は、FCバイエルン・ミュンヘンとのパートナーシップを通じて、これまでの交流が選手や指導者に大きな影響を与えていることを強調しました。
城氏は、「これらの選手が新しい経験を通じて学んだことを日本に持ち帰り、国内のサッカー界に還元することを希望しています」と述べています。彼らの挑戦が、今後の日本サッカーに新たな風をもたらすことでしょう。
最後に
このプロジェクトは、サッカーの未来を担う若き選手たちにとって重要なステップです。彼らがFCバイエルン・ミュンヘンでの経験を通じて得たものは、個人の成長にとどまらず、日本サッカー全体のレベルアップにもつながることでしょう。