三菱UFJキャピタルがdigdigに資本参加、ファッションフリマアプリの成長を加速

三菱UFJキャピタルがdigdigに出資

ファッションフリマアプリを提供する株式会社digdigに対し、三菱UFJキャピタル株式会社が出資を行ったことが発表されました。この出資は、同社が運営する「三菱UFJキャピタル10号投資事業有限責任組合」を通じたもので、digdig社の事業拡大を目指しています。

digdigの成長背景

『digdig』は、近年急速に注目されているファッションフリマアプリで、特にZ世代を中心としたユーザーから支持を集めています。2024年8月のアプリリリースからわずか3ヶ月で10万ダウンロードを達成し、SNSフォロワーは100万人を超えました。ユーザーが抱える「面倒くさい」や「安すぎる」といった悩みに応えるために、digdigは、洋服の出品を容易にする専用の出品キットを提供し、手間のかかる撮影や梱包、発送作業を代行しています。

この効率的なシステムにより、多くの人々がご自宅に眠っている服を簡単に売ることができ、ファッションリユース市場の拡大に貢献しているのです。

出資の意義

三菱UFJキャピタルは、digdigへの出資を通じて、捨てるにはもったいないが売るのは面倒な服の流通を促進することを目指しています。digdigが提供する合理的な出品システムは、従来のフリマアプリとは一線を画しており、より多くの人々が簡単にリユースに参加できる環境を整えています。このような仕組みは、環境への配慮からも大きな意義を持っているといえるでしょう。

また、digdigはカジュアル古着のオンライン市場においても、パイオニア的な存在になることが期待されています。三菱UFJキャピタルは、digdigの成長を支援するため、タフな市場で競争力を持つプラットフォームへと成長させるサポートをしていく方針です。