ピエール瀧主演の『水平線』と唐田えりかの『無情の世界』日本独占初放送決定

俳優ピエール瀧と小林且弥監督の新作『水平線』日本独占初放送決定

BS10 スターチャンネルは、俳優であり監督デビューを果たした小林且弥の長編映画『水平線』を日本独占で放送することを発表しました。この作品は震災の悲劇を背景に、父親が一人娘との絆を再構築していく物語を描いています。主演は、映画『凶悪』でも共演したピエール瀧が務め、彼の魅力を充分に引き出しています。

『水平線』のストーリー

この作品は、福島の港町を舞台にしています。主人公の井口真吾（ピエール瀧）は、震災で妻を失い、一人娘の奈生（栗林藍希）と共に散骨業を営む日々を送っています。しかし、ある日、散骨の依頼に来た若者から預かった遺骨が、世間を震撼させた殺人犯のものだと、ジャーナリストが現れ告げます。この事実によって真吾は非難の的となり、家族の絆は試練にさらされます。

真吾と奈生の心の葛藤や対立が描かれる中で、母の死を乗り越えようとする彼らの姿が感動的に表現されます。また、小林監督は自身が福島の住民と関わる中で感じた声を作品に反映させたと語ります。

オムニバス映画『無情の世界』の魅力

さらに、同じく日本独占初放送が決定したオムニバス映画『無情の世界』は、現代の日常を舞台にした短編作品が3つ集められた作品です。監督は、佐向大、山岸謙太郎、小村昌士の三名で、それぞれ異なる視点から「現代の憂鬱」を描いています。

このオムニバス映画は、平凡な日々から突然の冒険に巻き込まれる男女の姿を通じて、観る者にリアルさと共感を提供します。それぞれの監督から寄せられたコメントも非常に興味深い内容となっており、物語に対する期待感を高めています。