エディットの香り
2022-07-11 11:30:08

エディットが魅了する香りの世界 - ミラノでの成功

様々な香りと文化が交差する場所、ミラノ



2022年6月、イタリアのミラノにて開催された世界的な香水イベント「Esxence 2022」に、老舗の朱肉メーカーである日光印が展開するフレグランスブランド「EDIT(h)」が出展しました。このイベントは、ニッチフレグランスのメッカとも呼ばれており、世界中の香水ブランドと多くの香水愛好者が集まりました。

入場者数は延べ6000人に達し、出展ブランド数は280を越えました。EDIT(h)は、日本のフレグランスブランドとしては二社目の参加となり、会場内では多くの来訪者がそのブースを訪れ、息を呑むような体験を共有しました。

EDIT(h)の香りの哲学



EDIT(h)は、「香りと捺印は共にアイデンティティを印す文化である」という独自の哲学に基づいて誕生したブランドです。来場者たちは、押印文化と現代カルチャーの融合から生まれたエディットの背後にある物語に耳を傾け、朱肉で名前が押印された試香紙を通じて、香りやパッケージングの匠の技を体験しました。

特に、彼らのブースでは試香紙に押印するという伝統的な儀式が行われ、来訪者は香りを楽しむとともに、文化の深さにも触れることができました。この文化的な側面に加え、香り自体の独創性にも注目が集まり、業界関係者やインフルエンサーの間で「今年のEsxenceで特に注目すべきブランド」としての評価が広まりました。

注目された香り



EDIT(h)の香水コレクションには、多様な香りが名を連ねています。特に注目を集めているのが「ジャルダン デ モウ」と「グリーン ベルベット」です。「ジャルダン デ モウ」は、近代都市の中にひっそりと存在する小さな植物園をイメージさせ、スズランや白いバラの香りが印象的です。一方、「グリーン ベルベット」は、夏の朝にそよぐ草やキンポウゲが広がる草原を連想させる、フローラルで暖かい香りです。

EDIT(h)の香水瓶はシンプルでありながら、ブランド創設者が彫った印鑑を反映したデザインが施されています。この特別なデザインがまた、香水のストーリー性を高めています。

メディアへの登場



注目すべきは、世界最大規模の独立系フレグランスメディア「FRAGRANTICA」にもEDIT(h)の香水が取り上げられたことです。記事ではブランドのビジュアル要素、特にボトルのデザインや香りの印象について詳述され、実績ある香水メディアからも評価されています。

海外展開の未来



EDIT(h)は2018年からパリでの展示会に参加し、以降も香水イベントに出展し続けてきました。今後も、2022年の秋にはヨーロッパ各地での販売をスタートする予定です。そして、2022年9月には、再びパリでのイベントに参加する予定もあり、国内外での拡大を目指しています。

会社概要



EDIT(h)は、株式会社モリヤマが手掛けるユニセックスブランドです。明治38年に設立された日光印が持つ技術と文化を生かし、独自の香りを創り出しています。その香りには、長年にわたって調合されたアジア由来の香料が含まれており、来場者にノスタルジアを感じさせる特別な体験を提供しています。今後も、エディットの香りは世界中の人々に新たな感動をもたらし続けることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社モリヤマ
住所
東京都千代田区神田駿河台3‐1日光ビル
電話番号
03-3295-5801

関連リンク

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